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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、EUとの通商協議進展で期待感も


■堅調推移、ウイルス感染抑制を意識してポンド買い強まる

先週のポンド・円は堅調推移。英国内における新型コロナウイルスの感染拡大は抑制されていること、英中央銀行によるマイナス金利導入の思惑は後退していることから、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りが優勢となった。この影響でポンド・円は一時139円台後半まで買われる場面があった。取引レンジ:132円69銭-139円74銭。

■底堅い値動きか、EUとの通商協議進展で期待感も

今週のポンド・円は底堅い値動きか。英国と欧州連合(EU)との通商協議進展への期待感が広がり、ポンドは売りづらい展開となりそうだ。英中央銀行によるマイナス金利導入への思惑は一段と後退したこともポンド買いを後押しするとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・12日:4月鉱工業生産(3月:前月比-4.2%)
・12日:4月商品貿易収支(3月:-125.08億ポンド)

予想レンジ:137円50銭-140円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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