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【注目】★本日の【イチオシ決算】 ウチダエスコ、内田洋、ティーライフ (6月3日)

ウチダエスコ <日足> 「株探」多機能チャートより

1)本日(6月3日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【ウチダエスコ <4699> [JQ]】 ★8-4月期(3Q累計)経常は2.8倍増益・通期計画を超過
 ◆20年7月期第3四半期累計(19年8月-20年4月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の15.4億円に急拡大して着地。大型案件を含む学校市場向けタブレット型端末の販売と導入サポート案件が集中したうえ、民間市場でもICTサービス販売が堅調に推移し、37.2%の大幅増収を達成したことが寄与。
  通期計画の13億円をすでに18.6%も上回っており、業績上振れが期待される。

 ● サプライズな決算発表・業績修正

 内田洋 <8057>   ★今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆20年7月期の連結経常利益を従来予想の63億円→70億円に11.1%上方修正。増益率が51.6%増→68.5%増に拡大し、従来の30期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。第4四半期は前年同期にWindows10更新需要や軽減税率制度対応、大規模公募型受託案件などの大型案件が集中した反動を予想しているが、ICT関連や環境構築関連の好調で売上高と経常利益は想定より伸びる。一方、最終利益は30.7億円→30億円に下方修正した。

 ティーライフ <3172>   ★8-4月期(3Q累計)経常が67%増益で着地
 ◆20年7月期第3四半期累計(19年8月-20年4月)の連結経常利益は前年同期比67.1%増の3億6600万円に拡大して着地。巣ごもり消費需要が拡大するなか、テレビショッピングを中心に美容系サプリメントなどの販売が好調だったことが寄与。グループ内の機能集約や業務効率見直しを進めたことも大幅増益につながった。
  通期計画の3億7100万円に対する進捗率は98.7%に達しており、業績上振れが期待される。

 藤久 <9966>   ★今期経常を一転黒字に上方修正
 ◆20年6月期の経常損益(非連結)を従来予想の11億円の赤字→3.9億円の黒字(前期は15.1億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で手作りマスクの需要が増加するなど、マスク関連商材やミシンの販売が大きく伸び、売上高が計画を17.3%も上回ることが利益を押し上げる。

2)6月4日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
 ■引け後発表
  ◆本決算:
   <7251> ケーヒン
   <9627> アインHD
   <9706> 日本空港ビル
  ◆第1四半期決算:
   <1928> 積水ハウス     ★
   <2217> モロゾフ
   <6654> 不二電機
   <7956> ピジョン      ★
  ◆第2四半期決算:
   <1873> 日本ハウス
   <7265> エイケン工業 [JQ]
   <9824> 泉州電
  ◆第3四半期決算:
   <2929> ファーマF [東2]  ★
  合計11社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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