【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ダイセル、ＫＹＢ、ワタミ　(5月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の5月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ワタミ <7522>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比71.6％減の3.4億円に大きく落ち込み、従来予想の13億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。

▲No.2　ＫＹＢ <7242>
　20年3月期の連結最終損益は618億円の赤字(前の期は247億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来予想の140億円の赤字を下回って着地。

▲No.3　エンカレッジ <3682>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比69.6％減の1億7200万円に大きく落ち込んだが、従来予想の1億6000万円を上回って着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7522> ワタミ 　　　　東１　　 -8.24 　　5/27　本決算　　　　　－
<7242> ＫＹＢ 　　　　東１　　 -5.86 　　5/27　本決算　　　　　－
<3682> エンカレッジ 　東１　　 -3.86 　　5/27　本決算　　　　　－
<6205> ＯＫＫ 　　　　東１　　 -3.57 　　5/27　本決算　　　　赤拡
<6293> 日精樹脂 　　　東１　　 -3.35 　　5/27　本決算　　　　　－

<6379> レイズネク 　　東１　　 -2.56 　　5/27　本決算　　　 -6.24
<4202> ダイセル 　　　東１　　 -1.96 　　5/27　本決算　　　-38.64
<6644> 大崎電 　　　　東１　　 -0.19 　　5/27　本決算　　　-54.85

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース