市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:電通グループ、リクルート、ファストリ

電通グループ <日足> 「株探」多機能チャートより
■電通グループ <4324>  2,981円  +410 円 (+16.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 電通グループ<4324>が大幅に4日続伸。27日取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)の連結業績は収益が2527億3700万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は246億9400万円(同2.7倍)、最終損益は153億5600万円の黒字(前年同期は25億8300万円の赤字)だった。景気悪化に対応したコスト管理に努めたことなどが寄与した。同時に20年12月通期の業績予想はいったん取り下げて未定とすると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、業界全体の需要が落ち込むなか、20年度は大幅な収益減少もリスクシナリオとして想定している。ただ、今期予想の年95円配当は据え置く方針としたことが安心感を呼んでいる。

■VTホールディングス <7593>  355円  +42 円 (+13.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 VTホールディングス<7593>が急反騰し、3月6日以来の350円台を回復している。27日取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の1.7%にあたる200万株または10億円を上限に自社株買いを実施すると発表。併せて、株主優待制度を拡充し、20年3月末から洗車やガラスコーティングなどのキーパーLABOサービスの20%割引券を追加で贈呈することを明らかにしており、株主還元姿勢を評価する買いが入っている。同時に20年3月期の連結決算(国際会計基準)を発表。20年3月期の最終利益は前の期比44.8%減の20億7900万円になり、21年3月期も前期比39.4%減の12億6000万円に落ち込む見通しになったが、こちらへの反応は限定的となっている。なお、配当は20円と前期実績を維持する方針としている。

■天馬 <7958>  1,845円  +142 円 (+8.3%)  11:30現在
 天馬<7958>が大幅高で5連騰となっている。前日は好決算が評価され7%上昇したのに続き、この日も8%を超える上昇をみせている。同社は27日取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の5.8%にあたる140万株または23億8420万円を上限に、28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表、これを好感する買いが入っている。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められたようだ。

■SRAホールディングス <3817>  2,448円  +171 円 (+7.5%)  11:30現在
 SRAホールディングス<3817>は大幅続伸。27日の取引終了後に発表した20年3月期決算が、売上高436億4200万円(前の期比7.0%増)、営業利益49億4800万円(同21.3%増)となり、営業利益が従来予想の45億円を上回って着地したことが好感されている。運用・構築事業及び販売事業が増加したことによる増収効果に加えて、販売管理費の効率化も寄与した。なお、同時に発表した21年3月期連結業績見通しは、売上高427億円(前期比2.2%減)、営業利益45億円(同9.1%減)と減収減益を見込む。新型コロナウイルス感染症による製造業などの収益が低下し、厳しい状況が続くことが見込まれており、同社の顧客に製造業の割合が高いことからその影響を受けるものとしている。

■日立金属 <5486>  1,237円  +62 円 (+5.3%)  11:30現在
 27日に決算を発表。「今期税引き前は赤字縮小へ」が好感された。
 日立金属 <5486> が5月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期の連結税引き前損益は406億円の赤字(前の期は430億円の黒字)に転落し、21年3月期は150億円の赤字に赤字幅が縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒日立金属の詳しい業績推移表を見る

■リクルート <6098>  3,755円  +159 円 (+4.4%)  11:30現在
 リクルートホールディングス<6098>が4連騰と上値追い基調を強めている。寄り付きはカイ気配で始まる人気となった。同社が27日取引終了後に発表した20年3月期決算は売上高が前の期比4%増の2兆3994億6500万円と増収を確保し、最終利益段階で同3%増の1798億8000万円と増益を達成した。新型コロナウイルスの影響が懸念されるなか、求人検索サイト「インディード」が牽引する形で成長トレンドを維持したことを評価する買いが優勢だ。ただ、4月の売上収益は前年同月比21%減と足もとは苦戦しており、上値では戻り売りも厚い。

■ファーストリテイリング <9983>  59,130円  +2,130 円 (+3.7%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が大幅高で9連騰と気を吐いている。売買代金も東証1部でソフトバンクグループ<9984>に次ぐ第2位にランクイン。日経平均は5月中旬以降、先物主導で戻り足を強めているが、値がさで日経平均寄与度の高い同社株の貢献度合いも大きい。新型コロナウイルスの影響で足もとの業績は逆風が強いが、収益の落ち込みをにらんで空売りを仕掛けていた筋の買い戻しに加え、日経225先物上昇に伴う裁定買いが同社の株価に浮揚力を与えている。午前10時40分現在で、同社株1銘柄で日経平均を80円近く押し上げている。

■コーナン商事 <7516>  3,040円  +5 円 (+0.2%)  11:30現在
 コーナン商事<7516>が4連騰。株価は一時3095円まで買われ18年10月につけた3080円の最高値を1年7カ月ぶりに更新した。20年2月期の連結営業利益は前の期比0.9%増の200億6000万円と微増だが最高益を更新。新型コロナウイルスの影響もあり、マスクやアルコール消毒液のほか、食品などの販売が伸びた。21年2月期の同利益は前期比2.2%増の205億円と連続最高益の見通しだ。

■レイズネクスト <6379>  1,239円  -96 円 (-7.2%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 27日に決算を発表。「今期経常は6%減益、前期配当増額も今期減配」が嫌気された。
 レイズネクスト <6379> が5月27日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比29.0%増の102億円に伸びたが、21年3月期は前期比6.2%減の96億円に減る見通しとなった。同時に、前期の年間配当を47円→53円(前の期は46円)に増額し、今期は前期比6円減の47円に減配する方針とした。
  ⇒⇒レイズネクストの詳しい業績推移表を見る

■KYB <7242>  2,285円  -142 円 (-5.9%)  11:30現在  東証1部 下落率6位
 27日に決算を発表。「前期最終は赤字拡大で下振れ着地・1-3月期(4Q)最終は赤字拡大、今期業績は非開示」が嫌気された。
 KYB <7242> が5月27日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期の連結最終損益は618億円の赤字(前の期は247億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来予想の140億円の赤字を下回って着地。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
  ⇒⇒KYBの詳しい業績推移表を見る

■ディー・エル・イー <3686>  188円  +50 円 (+36.2%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 27日に発表した「エンタメ関連企業を子会社化」が買い材料。
 音楽のエンターテイメント分野などの企画・製作を手掛けるamidusの株式を取得し子会社化する。また、短編動画投稿プラットフォームアプリを運営するTrillerへの投資を目的とした海外子会社とファンドを設立する。

■AppBank <6177>  255円  +44 円 (+20.9%)  11:30現在
 27日に発表した「3bitterを子会社化」が買い材料。
 ビーコンやアプリツール「SWAMP」を提供する3bitterの株式を取得し子会社化する。

■日本エンタープライズ <4829>  286円  +42 円 (+17.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 日本エンタープライズ<4829>に物色人気が集中。同社はゲームや音楽などを中心にスマートフォン向けコンテンツを配信するほか、法人向けシステム開発を展開、水産物のeコマースなど新規事業にも取り組んでいる。27日取引終了後、エンブレース(東京都港区)、MICIN(東京都千代田区)と組み、オンライン診療ができるセキュアなタブレット端末を提供開始することを発表。新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、かかりつけ医などによるオンライン診療が即日開始できるとしており、これを評価する形で投資資金が流入した。

■ピアラ <7044>  1,729円  +213 円 (+14.1%) 一時ストップ高   11:30現在
 ピアラ<7044>が一時ストップ高に買われている。同社は成功報酬型のEC事業者向け販促支援を手掛け、売上高、利益ともに急成長局面にある。27日取引終了後、アイドルグループのHKT48とNGT48を傘下に持つSproot(東京都港区)と資本・業務提携することを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。今後、HKT48とNGT48のネットや動画広告での収益化などをSprootと協業体制で進めていく構えにある。

■アゼアス <3161>  1,048円  +86 円 (+8.9%) 一時ストップ高   11:30現在
 アゼアス<3161>が急伸し一時ストップ高の1112円に買われている。27日の取引終了後、集計中の20年4月期連結業績予想について、売上高が98億5000万円から99億4100万円(前の期比4.4%増)へ、営業利益が3億2600万円から4億6900万円(同65.1%増)へ、純利益が2億1800万円から3億1900万円(同48.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。主力の防護服・環境資機材事業でタイベック防護服のシェア拡大と新規防護服分野の市場創造に注力したことに加えて、断続的に発生する豚熱の封じ込め作業に伴う需要や、新型コロナウイルスへの対応に伴う需要に対応したことが奏功したという。

●ストップ高銘柄
 大日光 <6635>  1,600円  +300 円 (+23.1%) ストップ高   11:30現在
 ジェイホールディングス <2721>  435円  +80 円 (+22.5%) ストップ高   11:30現在
 No.1 <3562>  1,633円  +300 円 (+22.5%) ストップ高   11:30現在
 enish <3667>  620円  +100 円 (+19.2%) ストップ高   11:30現在
 アディッシュ <7093>  4,430円  +700 円 (+18.8%) ストップ高   11:30現在
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

日経平均