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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):オイシックス、SBG,アンジェス

オイシックス <日足> 「株探」多機能チャートより
■オイシックス・ラ・大地 <3182>  1,946円  +240 円 (+14.1%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 オイシックス・ラ・大地<3182>は続急伸し、年初来高値を更新した。21日取引終了後に発表した20年3月期の連結営業利益は前の期比6.7%増の24億6700万円と従来予想の22億円を上回って着地。続く21年3月期の同利益は前期比21.6%増の30億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが好感された。前期は3月以降、新型コロナウイルスによる外出不安や自粛の意識が高まったことで、宅配の需要が増加したことが上振れの要因となった。今期も足もとの食材宅配需要の増加が追い風となり、主力のOisixを中心に宅配事業の業績が拡大する見込みだ。なお、業績予想は6月から段階的に外出自粛要請が緩和されることを前提に算出している。

■日東紡績 <3110>  5,560円  +390 円 (+7.5%)  本日終値
 22日付の朝刊で「前期経常は8%減益で着地」と一部報じられたことが材料視された。

■マクアケ <4479>  5,050円  +280 円 (+5.9%)  本日終値
 マクアケ<4479>が大幅反発。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「インターネットで事業資金を募るクラウドファンディング(CF)が、新型コロナウイルス禍で経営が悪化した企業や個人商店への支援に活用されている」と報じられており、国内最大級のクラウドファンディングサービス「マクアケ」を展開する同社に関心が向かったようだ。記事によると、休業中の飲食店やイベントが中止になった団体などにとって、公的な補助金が届くまでの手元資金に充当できることから活用されているという。また、コロナ支援を機に購入型の活用が広がっているともしており、今後の利用増にもつながるとの思惑が高まった。

■西松屋チェーン <7545>  914円  +47 円 (+5.4%)  本日終値
 西松屋チェーン<7545>が高い。同社が21日に発表した5月既存店売上高は、前年同月比で8.8%増と堅調だった。粉ミルクや紙おむつなど消耗品や玩具などの売り上げが好調だった。また岩井コスモ証券は21日、同社株の投資判断「A」と目標株価1150円を継続した。記録的な暖冬の影響などで20年2月期の連結営業利益は前の期比47.0%減の19億800万円と大幅減益となった。ただ、(1)既存店の客数が増加していること(2)郊外店が中心で店内スペースも広い安心感から新型コロナウイルスの影響が少ないと想定できること(3)プライベートブランド(PB)商品の成長が期待できること――などの点から同証券では20年2月期が業績の底となるとみている。

■MDV <3902>  1,127円  +52 円 (+4.8%)  本日終値
 メディカル・データ・ビジョン<3902>が大幅反発。21日の取引終了後、人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理でき るPHR(パーソナルヘルスレコード)システム「カルテコ」を活用したオンライン診療向けサービスを6月に開始すると発表しており、これが好感された。同社は、患者自身が診療情報の一部を保管・閲覧できるWEBサービス「カルテコ」と、医療費専用後払いサービス「CADA払い」を融合させ、既存の電子カルテと連結させた「CADA-BOX」を提供。同サービスは、「CADA-BOX」導入している病院を受診した患者がオンライン診療実施医療機関を初めて受診しても、医師が患者の既往歴や処方歴などを確認できるようにし、オンライン診療を円滑に行えるようにするとしている。

■アルテリア <4423>  2,101円  +59 円 (+2.9%)  本日終値
 アルテリア・ネットワークス<4423>が続伸。きのう夜の日本経済新聞電子版で「8月をメドに、三菱地所などと協力して次世代通信規格『5G』を限られた範囲で使う『ローカル5G』の実証実験を行う」と報じられており、これが好材料視された。記事によると実証実験は、アルテリア子会社でマンション向けインターネットを手掛けるつなぐネットコミュニケーションズ及び三菱地所<8802>、東京建物<8804>が共同で実施するという。都内でマンション向けに実施し、今冬にもネットサービスの提供を目指すという。

■ソフトバンクグループ <9984>  4,607円  +127 円 (+2.8%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯のなかも徐々に買い優勢に傾き、前日終値を3%程度上回って推移した売買代金は全市場を通じて首位。同社は新型コロナウイルス感染拡大による投資先企業の価値減少に伴い収益悪化を余儀なくされており、財務改善のために資産売却の動きを進めている。そのなか、21日取引終了後、通信メガキャリアで子会社のソフトバンク<9434>の株式を一部売却(5%に相当する2億4000万株)することを発表、これによる資金調達が財務改善に貢献するとの思惑が株価にポジティブに働いた。一方、子会社のソフトバンク <9434> は軟調に推移したが下げ幅は限定的。

■アンジェス <4563>  1,780円  +22 円 (+1.3%)  本日終値
 アンジェス<4563>が高い。この日の寄り前、同社が大阪大学と共同開発している「新型コロナウイルスを標的としたワクチン実用化開発」が、日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業「新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発」に採択されたと発表。AMEDの支援により開発が加速するとの期待から買いが入った。またアンジェスは21日、大阪大学との新型コロナウイルス向けDNAワクチンの共同開発に関して、新たにAGC<5201>グループのAGC Biologicsと米サイティバ(日本法人グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン)が参画すると発表しており、これも好材料視された。両社はワクチンの製造強化を目的に、製造を担当とするタカラバイオ<4974>の協力体制に加わることになるという。

■伊藤忠テクノ <4739>  3,555円  +15 円 (+0.4%)  本日終値
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739>は反発。同社はきょう、Idein(イデイン、東京都千代田区)と共同で開発した汎用的なIoTデバイスを利用した体温検知AIデバイスの販売を開始したと発表しており、これが好感されたようだ。同デバイスは、企業の受付や物流施設の出入口などの場所に設置し、非接触で体表面温度の計測を行うもので、AIによる顔認識機能を備えていることから、人物の特定も可能という。また、小型かつ軽量のため、大掛かりな設置工事は不要。初年度で200社への提供を目指している。

■トプコン <7732>  846円  -74 円 (-8.0%)  本日終値  東証1部 下落率7位
 21日に決算を発表。「前期経常は75%減益で下振れ着地・1-3月期(4Q)経常は81%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。
 トプコン <7732> が5月21日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比74.8%減の28.9億円に大きく落ち込み、従来予想の35億円を下回って着地。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
  ⇒⇒トプコンの詳しい業績推移表を見る

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