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【材料】弁護士COMが急反発、「クラウドサイン」の新機能「クラウドサインAI」を今夏に提供開始

弁護士COM <日足> 「株探」多機能チャートより
 弁護士ドットコム<6027>が急反発し年初来高値を更新している。11日の取引終了後、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」に、契約書データを自動で読み取り管理できる新機能「クラウドサインAI」を今夏にも提供開始すると発表しており、これが好感されている。

 同機能はSansan<4443>が提供する契約書データ化ソリューション「Contract One(コントラクト ワン)」の契約書データ化技術を活用。クラウドサインによる契約締結後、契約締結先の企業名・契約開始日・終了日・取引金額・自動更新の有無など8項目にわたる契約情報を自動で判別し、その情報がクラウドサイン上に記入・表示されるほか、紙で締結した書類も、スキャンしたPDFファイルをクラウドサイン上にアップロードすることで、同様に自動で情報記入され、AIによる契約管理業務の自動化が実現するという。

 同時に発表した20年3月期単独決算は、売上高41億3200万円(前の期比31.9%増)、営業利益3億9200万円(同23.0%減)、純利益2億6000万円(同21.9%減)だった。また21年3月期業績予想は、市場環境の急速な変化に対応した機動的な投資判断が必要との観点から、売上高予想のみ開示し52億円(前期比25.8%増)とした。

出所:MINKABU PRESS

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