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【材料】ソフトバンクGは大商いのなか上値指向、20年3月期最終赤字拡大も買い戻し優勢に

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が3日続伸と上値指向にある。売買代金は東証1部上場企業のなかで群を抜いている。同社は30日、20年3月期業績予想の修正を発表、最終損益は9000億円の赤字(前の期比実績は1兆4111億9900万円)と従来予想の7500億円の赤字から更に1500億円の下方修正となった。米シェアオフィス大手ウィーワークの経営不振など「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」以外の投資先の損失が拡大し損益を悪化させる見通し。ただ、株価には事前に織り込みが進んでいたとみられ、きょうは全体相場が大きく上昇していることもあって、インデックス買いの影響や空売りの買い戻しなどが寄与して株価はプラス圏で推移している。同社株の信用倍率は直近で1.0倍と売り買いが拮抗している。

出所:MINKABU PRESS

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