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【材料】小森が反落、減損損失計上で20年3月期最終赤字拡大と配当予想10円減配

小森 <日足> 「株探」多機能チャートより
 小森コーポレーション<6349>が反落。27日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、売上高を815億円から776億円(前の期比14.0%減)へ、営業損益を16億円の赤字から33億円の赤字(前の期27億600万円の黒字)へ、最終損益を18億円の赤字から254億円の赤字(同14億2700万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されているようだ。なお、従来20円を予定していた期末配当を10円とし、通期では30円とした。前の期の実績に対しては10円の減配となる予定だ。

 中国や欧米市場で、印刷機械の搬入、据え付けに遅延が発生したことから売上高は従来予想を下回る見込み。利益面では、減収により営業利益が減少したことに加え、中核工場であるつくば工場について減損損失177億円を計上したことなどが要因としている。

出所:MINKABU PRESS

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