市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=反落、利益確定売りに押されるも値上がり銘柄多い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前週末比181円84銭安の1万9715円42銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億7446万株、売買代金概算は8926億8000万円。値上がり銘柄数は1056、対して値下がり銘柄数は1022、変わらずは89銘柄だった。

 今日の東京株式市場は朝方から利益確定の売りが優勢となり、日経平均は反落となった。前週末の米国株市場でNYダウなど主要指数が大きく買われたが、これに先立って日経平均は大幅上昇していたことで足もとは利益確定の売りに押される展開に。ただ、中国や香港株がしっかりした動きをみせたこともあり、下げ幅は限定的。中小型材料株が買われ、値上がり銘柄数が値下がり数を小幅ながら上回った。全体売買代金は9000億円を下回るなど低調だった。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が安く、トヨタ自動車<7203>も軟調。キーエンス<6861>も売りに押された。中外製薬<4519>も安い。テラスカイ<3915>、ペプチドリーム<4587>も値を下げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、レーザーテック<6920>も上昇した。武田薬品工業<4502>も買いが優勢。アステリア<3853>、テモナ<3985>はストップ高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均