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【材料】ANAPが急落、20年8月期業績予想を下方修正

ANAP <日足> 「株探」多機能チャートより
 ANAP<3189>が急落している。前週末10日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、売上高を69億5800万円から58億2800万円(前期比6.9%減)へ、営業損益を1億5900万円の黒字から3億5400万円の赤字(前期8800万円の黒字)へ、最終損益を1億2300万円の黒字から4億7500万円の赤字(同6200万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 自社サイトの流入強化を目的としたプロモーション施策で、広告効果の最適化の実現に想定よりも時間を要していることに加えて、新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府の緊急事態宣言発令に伴い一部店舗で臨時休業を行っていることが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来6円を予定してた期末一括配当を3円にするとあわせて発表したこともネガティブ材料視されているようだ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(19年9月~20年2月)決算は、売上高29億5000万円(前年同期比1.5%減)、営業損益1億8700万円の赤字(前年同期1100万円の赤字)、最終損益3億600万円(同2200万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2020年04月13日 10時30分

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