【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … バイク王、トライＳＴＧ、川口化　(4月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月2日から3日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トライＳＴＧ <2178>
　20年2月期の連結経常利益は前の期比48.5％増の4億円に伸び、21年2月期も前期比2.8倍の11.1億円に急拡大する見通しとなった。

★No.2　岡野バ <6492>
　20年11月期の連結最終損益を従来予想の1億4000万円の黒字→2億4500万円の黒字(前期は9億8300万円の赤字)に75.0％上方修正した。

★No.3　川口化 <4361>
　20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比66.7％増の5500万円に拡大し、12-5月期(上期)計画の6000万円に対する進捗率は91.7％に達し、5年平均の60.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2178> トライＳＴＧ 　東Ｍ 　 +30.95 　　4/ 3　本決算　　　176.24
<6492> 岡野バ 　　　　東２　　 +5.84 　　4/ 3　　　1Q　　　　赤縮
<4361> 川口化 　　　　東２　　 +2.67 　　4/ 3　　　1Q　　　 66.67
<3377> バイク王 　　　東２　　 +1.48 　　4/ 3　　　1Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース