市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:富士フイルム、キョーリン、ユニチャーム

富士フイルム <日足> 「株探」多機能チャートより
■ストライク <6196>  3,855円  +500 円 (+14.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 ストライク<6196>は大幅反発。30日の取引終了後、第2四半期累計(19年9月~20年2月)単独業績を発表しており、売上高35億800万円(前年同期比60.0%増)、営業利益15億5100万円(同2.0倍)、純利益11億8100万円(同2.3倍)と大幅な増収増益となったことが好感されている。事業継承ニーズを中心に中堅、中小企業のM&A市場が拡大傾向にあるなか、新規受託業務よりもマッチング、成約業務に重点的に取り組んだことで案件成約数が前年同期比26組増の70組を達成したことが要因としている。特に大型案件(報酬総額が1億円以上)の成約数が8組となり単価が上昇したことが利益を押し上げた。また、3月開催予定だったセミナーが中止となり費用が削減されたことも増益に寄与した。なお、20年8月期通期の業績予想は、売上高62億7500万円(前期比23.6%増)、営業利益22億3700万円(同18.6%増)、純利益16億6700万円(同24.2%増)と従来見通しを据え置いた。

■キョーリン <4569>  2,349円  +150 円 (+6.8%)  11:30現在
 キョーリン製薬ホールディングス<4569>が5連騰している。午前10時ごろ、子会社である杏林製薬が産業技術総合研究所(産総研)と共同で開発した新型コロナウイルス検出試薬「SARS-CoV-2 GeneSoC ER 杏林」を、4月中旬をメドに発売すると発表したことが好感されている。同試薬は、超高速定量的PCR技術に基づく遺伝子定量装置であるマイクロ流路型遺伝子定量装置「GeneSoC」用試薬で、新型コロナウイルスを15分程度(前処理時間を除く)で検出することが可能。「GeneSoC」は現在、医療用機器としての開発を進めており、新型コロナウイルスのさらなる検査精度などに関する実証や操作性の確認を行うため、全国16カ所の医療機関などに配備している。なお、同件による20年3月期業績への影響は軽微としている。

■富士フイルム <4901>  5,669円  +349 円 (+6.6%)  11:30現在
 富士フイルムホールディングス<4901>が大幅高で3連騰。同社傘下の富士フイルム富山化学が開発した新型インフルエンザ治療薬「アビガン」が新型コロナウイルスに有効であるとの認識が広まるなか、新型コロナ治療薬としての臨床がきょうから開始されると一部で報じられたことが、株価を改めて刺激する格好となった。株価は前日に全体相場が波乱展開となるなかマドを開けて買われ5300円近辺を横に走る75日移動平均線をクリア、きょうも目先筋の利食いを吸収して戻り足鮮明。2月25日につけた上場来高値5890円を再び視界に捉えてきた。

■弁護士ドットコム <6027>  4,230円  +235 円 (+5.9%)  11:30現在
 弁護士ドットコム<6027>が大幅続伸している。30日の取引終了後、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」の累計契約送信件数が200万件に到達したと発表しており、これが好感されている。なお、同サービスは15年10月にサービスを開始した。

■ユニ・チャーム <8113>  4,170円  +123 円 (+3.0%)  11:30現在
 ユニ・チャーム<8113>や資生堂<4911>、商船三井<9104>、ダイキン工業<6367>といった中国関連株がしっかり。31日に中国国家統計局が発表した3月製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.0と2月の35.7から急回復した。市場予想(45.0)も大きく上回った。新型コロナウイルスの感染拡大で2月に急低下したPMIは、感染の勢いが止まるとともに急回復した格好だ。

■安川電機 <6506>  3,040円  +30 円 (+1.0%)  11:30現在
 安川電機<6506>、キーエンス<6861>、ダイフク<6383>などFA関連株が買いを集めている。午前10時に発表された3月の中国製造業・非製造業PMIがいずれも予想を大きく上回ったことを受け、これによる中国の景気回復期待を買う動きで日経平均は上げ足を強めた。特に中国向け売上比率の高い設備投資セクターへの買いに反映された。

■北國銀行 <8363>  3,530円  +35 円 (+1.0%)  11:30現在
 北國銀行 <8363> が4日続伸。30日大引け後、発行済み株式数の3.41%にあたる99万5000株の自社株を消却すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は4月6日。

■AI CROSS <4476>  1,362円  +228 円 (+20.1%)  11:30現在
 AI CROSS<4476>は続急騰。同社は法人向けSMS送受信サービスなどを主要業務とし、社員のパフォーマンスを可視化する人工知能(AI)アナリティクスサービスの共同開発などにも定評がある。30日取引終了後、NTTドコモ<9437>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>の3社が提供する次世代SMS「プラスメッセージ」で企業ごとの公式アカウントを取得し、ニュースリリースを+メッセージユーザーに配信できる「+メッセージ活用ニュースリリース配信サービス」を提供開始することを発表、これが投資資金の攻勢につながっている。

■ニューテック <6734>  1,965円  +325 円 (+19.8%) 一時ストップ高   11:30現在
 ニューテック <6734> [JQ]が急騰。30日大引け後、20年2月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→3.6億円に46.0%上方修正。増益率が18.5%増→73.0%増に拡大し、従来の18期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。前期業績の上方修正は昨年12月に続き、2回目。利益率の高いハードウエアに付加価値を付けたAI・ディープラーニング、監視カメラ向けストレージサーバーやアプライアンス製品の販売好調が継続したことが上振れの要因となった。

■大都魚類 <8044>  926円  +150 円 (+19.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 大都魚類 <8044> [東証2]がストップ高買い気配。30日大引け後、マルハニチロ <1333> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を57.9%上回る1株1225円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は3月31日から5月21日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

■アクセスHD <7042>  662円  +100 円 (+17.8%) ストップ高   11:30現在
 30日に発表した「採用で『オンラインブース』を開始」が買い材料。
 小規模採用企画で画面越しに学生と直接会話できる「オンラインブース」サービスを開始。

■プロパティデータバンク <4389>  667円  +100 円 (+17.6%) ストップ高   11:30現在
 プロパティデータバンク <4389> [東証M]がストップ高。30日大引け後、発行済み株式数(自社株を除く)の2.91%にあたる17万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は4月1日から6月30日まで。

■トレンダーズ <6069>  470円  +62 円 (+15.2%) 一時ストップ高   11:30現在
 トレンダーズ <6069> [東証M]が一時ストップ高。30日大引け後、20年3月期の連結最終利益を従来予想の1.2億円→3億円に2.4倍上方修正。減益率が60.6%減→5.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。主力のマーケティング事業で不採算サービスの見直しや事業運営の効率化を進めたことが寄与。ギフトEC事業を運営するBLTの株式売却に伴い、売却益2.2億円が発生することも最終利益を大きく押し上げる。

■ボルテージ <3639>  341円  +41 円 (+13.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 30日に発表した「スイッチ向け新作を5月に発売」が買い材料。
 ニンテンドースイッチ向けタイトルの第4弾として「上司と秘密の 2LDK」を5月7日に発売。同作はモバイル版が全世界で150万以上のダウンロードを記録した人気タイトル。日本、米国、カナダ、メキシコで販売する。

●ストップ高銘柄
 関通 <9326>  1,540円  +300 円 (+24.2%) ストップ高   11:30現在
 ヒトコムHD <4433>  923円  +150 円 (+19.4%) ストップ高   11:30現在
 ハナツアーJ <6561>  550円  +80 円 (+17.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 田中化学研究所 <4080>  554円  +80 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 フーバーブレイン <3927>  700円  +100 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在
 など、16銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

日経平均