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【材料】JAL大幅続伸、国内有力証券「ニュートラル」でカバレッジ開始し目標株価2800円に

JAL <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本航空<9201>が大幅続伸。新型コロナウイルスの感染拡大による航空需要の急減が警戒され、株価は1月高値3487円から5割近い急落を演じたが、足もとではリバウンド狙いの買いが流入している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は24日、同社株のレーティングを「ニュートラル」でカバレッジを開始した。目標株価は2800円とした。同証券では「目下、エアライン業界の投資論点は財務健全性と資金調達力」と指摘。JALの21年3月期営業利益は523億円(20年3月期会社予想1400億円)を見込んでいるが、「仮に200億円強の営業赤字になったとしても株主資本比率は50%台の維持が可能」とみており、この経営体力の強さが株価のサポート要因になるとしている。さらに、新型コロナウイルス終息後の投資論点は、3月29日からの羽田国際線増枠による利益成長カーブ次第とみている。

出所:MINKABU PRESS

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