【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ブイキューブ、グッドコムA、日東網
ブイキューブ <日足> 「株探」多機能チャートより
ブイキューブ<3681>が後場プラスに転じる。正午ごろ、20年12月期の連結業績予想について最終利益を1億8500万円から2億5500万円(前期比7.5倍)に上方修正したことが好感された。投資有価証券売却益を計上することが要因としている。なお、「テレワ ーク」や「オンラインイベント・セミナー」に関連するサービスに多くの問い合わせがあるものの、業績に与える影響は未確定要素が多いとして、売上高72億3700万円(同13.6%増)、営業利益5億円(前期2億8400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
■グッドコムアセット <3475> 1,202円 -173 円 (-12.6%) 本日終値 東証1部 下落率4位
10日に決算を発表。「11-1月期(1Q)経常は61%減益で着地」が嫌気された。
グッドコムアセット <3475> が3月10日大引け後(15:00)に決算を発表。20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比61.2%減の1億円に大きく落ち込み、11-4月期(上期)計画の6億円に対する進捗率は17.7%にとどまり、3年平均の40.0%も下回った。
⇒⇒グッドコムアセットの詳しい業績推移表を見る
■日東製網 <3524> 1,272円 -137 円 (-9.7%) 本日終値
日東製網<3524>が急反落。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年5月~20年1月)連結決算が、売上高126億8300万円(前年同期比1.8%増)、営業利益2億4900万円(同40.7%増)、最終利益3900万円(同66.0%減)と大幅営業増益となったものの、11~1月期では赤字幅が拡大していることが嫌気された。旋網部門や陸上用ネットの施工工事の売り上げが増加したものの、原材料費の上昇や商品の販売比率が増加したこと、更に定置網漁業を行う子会社の不漁による操業率の低下などが利益を圧迫した。また、あわせて昨年12月に元従業員による不正行為が発覚し、その関連損失を販管費に計上したことも影響した。なお、20年4月期通期業績予想は、売上高210億円(前期比11.9%増)、営業利益11億5000万円(同33.4%増)、最終利益8億円(同31.7%増)の従来見通しを据え置いている。
■キャンディル <1446> 434円 -18 円 (-4.0%) 本日終値
キャンディル<1446>が安い。同社は3日に株式売り出しを行うことを発表しており、きょうから売り出し価格決定期間に入っていることで、警戒感からの売りが先行しているようだ。筆頭株主の新生クレアシオンパートナーズ2号投資事業有限責任組合による300万株の株式売り出しと上限45万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。
■アルインコ <5933> 900円 -10 円 (-1.1%) 本日終値
アルインコ<5933>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は10日、同社株の投資判断「A」を継続した。目標株価は1200円(従来1300円)とした。同社は建設用仮設機材の製造・販売・レンタルの大手。第3四半期累計(19年4~12月)の連結営業利益は前年同期比28%増の30億9300万円と堅調だった。建設機材の販売・レンタルが好調に推移している。20年3月期の同利益は会社予想35億9000万円に対して36億円(前期比23%増)を予想、21年3月期は今期推定比4%増の37億5000万円を見込んでいる。東京五輪の関連需要は収束しつつあるが、都市再開発やインフラ改修・整備の建設需要は今後も続く見通しとみている。
■マックスバリュ東海 <8198> 1,890円 +38 円 (+2.1%) 本日終値
10日に発表した「2月既存店売上高は7.7%増」が買い材料。
2月既存店売上高は前年同月比7.7%増と4ヵ月連続で前年実績を上回った。
●ストップ高銘柄
ビザスク <4490> 1,635円 +300 円 (+22.5%) ストップ高 本日終値
日経VI <2035> 1,123円 +150 円 (+15.4%) ストップ高 本日終値
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
第一商品 <8746> 234円 -80 円 (-25.5%) ストップ安 本日終値
HENNGE <4475> 2,429円 -500 円 (-17.1%) ストップ安 本日終値
グローバルウェイ <3936> 822円 -150 円 (-15.4%) ストップ安 本日終値
すららネット <3998> 3,960円 -700 円 (-15.0%) ストップ安 本日終値
以上、4銘柄
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