【材料】萩原工業が3日続落、第1四半期は2ケタ営業増益も反応限定的
萩原工業 <日足> 「株探」多機能チャートより
主力の合成樹脂加工製品事業で、人工芝用原糸やフレキシブルコンテナバッグ関連が不調となり、売上高は72億2500万円(同4.5%減)と減収となった。ただ、粘着クロス関連及びコンクリート補強繊維「バルチップ」の国内販売が好調だったことや、機械製品事業の中国向け液晶ディスプレー用大型機やバッテリーセパレーターフィルム用が順調に推移したことが増益に寄与した。
なお、通期業績見通しは、売上高310億円(前期比4.6%増)、営業利益27億円(同0.9%減)、純利益20億9000万円(同3.8%増)の従来予想を据え置いた。
出所:MINKABU PRESS