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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 アイル、ファーマF、gumi (6日大引け後 発表分)

アイル <日足> 「株探」多機能チャートより

 6日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 アイル <3854>   ★上期経常が3.2倍増益、今期配当を4円増額
 ◆20年7月期上期(19年8月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の12.3億円に急拡大して着地。消費税増税に伴う軽減税率制度へのシステム改修対応や「Windows7」サポート終了に向けた入れ替え特需で、販売・在庫・生産管理システム「アラジンオフィス」の受注が急増したことが寄与。
  昨年12月に上方修正した通期計画15.3億円に対する進捗率は80.2%に達しており、さらなる業績上振れが期待される。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の10円→14円に大幅増額修正した。

 弘電社 <1948> [東証2]  ★今期経常を12%上方修正、配当も20円増額
 ◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→23.5億円に11.9%上方修正。減益率が25.7%減→16.8%減に縮小する見通しとなった。受注済み案件の一部における売上計上の後ずれで売上高は計画を下回るものの、施工管理や施工方法の改善による資材コストの圧縮などが寄与し、工事採算が想定より上向く。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の200円→220円(前期は200円)に増額修正した。期末配当利回りは4.94%に上昇。27日の権利付き最終日を前に、配当取りを狙う買いなどが期待される。

 ケア21 <2373> [JQ]  ★11-1月期(1Q)経常は90%増益・上期計画を超過
 ◆20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比90.1%増の2.3億円に拡大して着地。施設系介護と在宅系介護の拠点拡大などで2ケタ増収を達成したことが寄与。
  上期計画の1.5億円をすでに53.3%も上回っており、業績上振れが期待される。

 ファーマF <2929> [東証2]  ★今期最終を一転5%増益・最高益に上方修正、期末配当3.5円実施
 ◆20年7月期の連結最終利益を従来予想の4.8億円→5.2億円に8.3%上方修正。従来の3.2%減益予想から一転して4.8%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。積極的な広告宣伝投資で「ニューモ育毛剤」の販売が好調に推移するなか、償却債権取立益が発生したことが最終利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、従来未定としていた期末配当は3.5円実施し、年間配当は7円(初配当)とする方針とした。

 鳥貴族 <3193>   ★上期経常は4倍増益で上振れ着地・通期計画を超過
 ◆20年7月期上期(19年8月-20年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.0倍の13.4億円に急拡大し、従来予想の8.2億円を上回って着地。メニュー改定効果や食べ放題プランの好調などで既存店売上高が堅調に推移するなか、採算管理の徹底や前期に実施した不採算店舗の閉鎖で販管費が大幅に減少したことが利益を押し上げた。
  通期計画の12.6億円をすでに6.3%上回っており、業績上振れが期待される。

 ソフトウェア <3733> [JQ]  ★11-1月期(1Q)経常は32%増益で着地
 ◆20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.6%増の6億円に拡大して着地。電子カルテシステムをはじめとする医療情報システムの導入や保守サービスが伸びたことが寄与。

 gumi <3903>   ★非開示だった今期経常は12億円の黒字に急浮上へ
 ◆20年4月期第3四半期累計(19年5月-20年1月)の連結経常損益は12.1億円の黒字(前年同期は4.8億円の赤字)に浮上して着地。昨年11月に配信開始した「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」が大ヒットしたことが寄与。不採算タイトルの整理やスタジオの統廃合に加え、費用対効果を重視したプロモーションの徹底で広告宣伝費が減少したことも黒字浮上に貢献した。
  併せて、非開示だった通期の経常損益は15.6億円の黒字(前期は16.6億円の赤字)に浮上する見通しを示した。

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