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【材料】東宝が高い、国内大手証券は新規「1」でカバレッジ開始

 東宝<9602>が高い。大和証券は3日、同社株の投資判断を新規「1」としカバレッジを開始した。目標株価は6700円とした。同証券では、「構造転換の到来が近いバリュー株」として高く評価している。主力の映画、不動産事業は好不況にかかわらず安定したキャッシュフローを創出しているほか、両事業では中期的な転換が始まっているとみている。具体的には(1)働き方改革による余暇時間の拡大は映画産業には追い風(2)19年に本格展開を開始したグローバルプロジェクトの収益寄与拡大(3)5Gによる動画配信需要の押し上げ(4)東京五輪後の同社保有不動産の収益力拡大ーーの4点を指摘。保有コンテンツや不動産の価値などを考慮して同証券が算出した株主価値では、修正PBRが0.5倍と割安感が強いことも挙げている。

出所:MINKABU PRESS

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