【材料】<動意株・27日>(大引け)=月島機械、医学生物など
月島機 <日足> 「株探」多機能チャートより
医学生物学研究所<4557>=物色の矛先向かう。26日の取引終了後、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の検査試薬開発に着手したと発表しており、これが好感されている。同社及びグループ会社のG&Gサイエンスが保有する遺伝子検査試薬の開発技術を用いて、汎用機器において測定が可能で、かつ検体処理能力の高いリアルタイムPCR試薬を短期間で開発し、供給するとしている。
キョーリン製薬ホールディングス<4569>=大幅続伸。政府がわずか15分程度で新型コロナウイルスに感染しているかが分かる装置の医療現場への導入を来月にも目指していることが判明したと一部で報じられ、これが同社の手掛ける検査機器であることから投資資金の流入が加速している。「ジーンソック」と呼ばれる検査機器でこれまで数時間を要した新型コロナの検査が、わずか15分に短縮できることから、多方面で需要が高まることが予想される。
アルー<7043>=ストップ高。人材育成ビジネスを展開し、英会話サービスなどに積極展開している。26日取引終了後、世界最大級の人事・組織コンサルティング会社であるマーサーの日本法人とグローバル人材育成分野で業務提携の契約を締結したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。株価は前日に昨年来安値を更新するなど底値圏にあり、値ごろ感からの買い注文が入りやすい水準にあった。
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出所:MINKABU PRESS