日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
26日の東京株式市場は、米国株市場でリスク回避の流れが加速するなか大きく下値を模索する展開が続きそうだ。日経平均は2万2000円大台攻防を意識する局面も想定される。前日の米国株市場ではNYダウが880ドル近い大幅安で4日続落となり、海外投資家のリスク許容度低下を背景に、東京市場でも主力株中心に買いポジションを減らす動きが強まる。新型コロナウイルスによる肺炎の感染は、米国内でも広がるとの見方が浮上しているほか、中国におけるサプライチェーン・リスクに対する懸念も投資家心理を悪化させている。前日に日経平均は一時1000円超の下げをみせ、その後は米株価指数先物を横目に下げ渋ったものの、きょうは改めて売り直される展開が避けられない。
25日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比879ドル44セント安の2万7081ドル36セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は、同255.667ポイント安の8965.613だった。
日程面では、1月の全国スーパー売上高。海外では1月の米新築住宅販売件数など。
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MINKABU PRESS