【特集】5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」19社【東証1部】編 <割安株特集>
TYK <日足> 「株探」多機能チャートより
上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では207社が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。
今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)株主資本比率が50%以上、(4)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」19社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは21日現在)
なお、23日(日)19時30分に「5万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 株主資本 実績
コード 銘柄 金額 比率 PBR
<8291> 日産東HD 25300 50.4 0.40
<5912> OSJBHD 26400 62.5 0.94
<5363> TYK 31300 67.2 0.48
<7246> プレス工 36000 56.2 0.45
<1914> 日基技 36400 74.0 0.41
<1921> 巴 37400 55.0 0.47
<6319> シンニッタン 38200 80.2 0.45
<6853> 共和電 42800 67.9 0.73
<6480> トムソン 43100 57.9 0.52
<9995> グローセル 44300 69.5 0.46
<1873> 日本ハウス 44500 52.7 0.90
<6262> ペガサス 45200 71.4 0.54
<5408> 中山鋼 45500 67.0 0.30
<5121> 藤コンポ 46100 67.8 0.45
<7277> TBK 46400 52.5 0.45
<4220> リケンテクノ 46900 52.9 0.59
<7762> シチズン 48000 62.5 0.59
<9412> スカパーJ 48400 60.3 0.64
<3865> 北越コーポ 49200 51.9 0.49
※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース