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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:メルカリ、ビジョン、富士フイルム

メルカリ <日足> 「株探」多機能チャートより
■メルカリ <4385>  2,439円  +44 円 (+1.8%)  11:30現在
 メルカリ<4385>が大幅反発している。20日の取引終了後、丸井グループ<8252>傘下の丸井及びアイスタイル<3660>とそれぞれ業務提携すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。丸井との提携では、メルカリ初となる旗艦店「メルカリステーション」を新宿マルイ本館に今春出店する。同店では使い方が学べる「メルカリ教室」や、出品したい商品が撮影できる撮影ブース、売れた商品がその場で発送できる無人投函ボックス端末などを展示する予定で、あわせて丸井のECサイト「マルイウェブチャネル」と、メルカリグループの各種ソリューションを連携させるという。一方、アイスタイルとは包括業務提携を締結し、「メルカリ」とアイスタイルが運営する国内最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」の商品データ連携などを実施。ユーザーの行動データなどを化粧品メーカーや他の企業に対して可視化するとしている。

■ビジョン <9416>  1,135円  +20 円 (+1.8%)  11:30現在
 ビジョン<9416>が反発している。午前9時25分ごろ、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を90万9000株(発行済み株数の1.89%)、または10億円としており、取得期間は2月25日から4月30日まで。手元資金や株価水準などを総合的に勘案し、自社株買いを機動的に実施することで資本効率の向上を図るためとしている。

■富士フイルム <4901>  5,442円  +78 円 (+1.5%)  11:30現在
 富士フイルムホールディングス<4901>が3日ぶりに反発している。複数のメディアで、新型コロナウイルスの検査試薬の開発に着手したことが伝えられており、これを好材料視した買いが入っている。きょう付けの日本経済新聞朝刊では、「子会社の富士フイルム和光純薬がこのほど、新型コロナウイルスに特化した試薬の開発を始めた」と報じている。「PCR法」と呼ばれる検査に使用される試薬で、同じくPCR法向け試薬を手掛けるタカラバイオ<4974>や、先日簡易検査キットの開発着手を発表したデンカ<4061>なども堅調な動きとなっている。

■EduLab <4427>  4,045円  +50 円 (+1.3%)  11:30現在
 EduLab<4427>が反発している。20日の取引終了後、教育と学習に特化したデータ分析を通じ教育関係者や学習者を支援する教育デジタルソリューションズ(東京都千代田区)を株式交換で完全子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。教育デジタルソリューションズは、国内最大規模の大学受験情報サービス「大学受験パスナビ」を旺文社(東京都新宿区)と共同運営しており、特に大学入試広報領域におけるメディア事業に強みを持っている。今回の完全子会社化により、EduLabは大学入試広報領域におけるメディア事業を強化するだけではなく、今後は教育プラットフォーム会員370万人のデータ分析と人工知能(AI)レコメンドエンジンをかけ合わせた新たなサービスを創出するとしている。

■スシローGH <3563>  8,900円  +100 円 (+1.1%)  11:30現在
 スシローグローバルホールディングス <3563> が上伸。20日大引け後、3月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。併せて、株式分割の実施を踏まえ、株主優待制度を変更すると発表。毎年9月末と3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて1000円~1万円の割引券をそれぞれ贈呈する。変更後の割引券はすべて全日利用可能となる。なお、新制度の適用を開始する20年3月末は、分割割合を考慮した株数の区分に応じた割引券を配布するという。

■トヨタ自動車 <7203>  7,823円  +71 円 (+0.9%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が続伸。足もと外国為替市場で一時1ドル=112円に入るなど約10カ月ぶりのドル高・円安水準にあり、輸出セクターの中でも特に為替感応度の高い同社株は円安メリットを享受するとの思惑から買いが優勢。また、同社は20日にハイブリッド車向けの新型車載電池を豊田自動織機<6201>と共同開発することを発表しており、これも株価を刺激する材料となっている。

■フジクラ <5803>  387円  +2 円 (+0.5%)  11:30現在
 フジクラ<5803>が3日続伸、上げ幅こそ小刻みながら300円台後半での底練りを経て浮上の兆しを強めている。電線メーカー大手でプリント基板の実績が高いほか、光ファイバーに注力し次世代通信規格「5G」関連の基地局に絡む需要取り込みに期待が大きい。20日付の大量保有報告書でブラックロック・ジャパンと共同保有者による同社の株式保有比率が5.08%と新たに5%を超えたことが判明、これが足もとの株価を押し上げる材料となっている。

■TDK <6762>  11,340円  -110 円 (-1.0%)  11:30現在
 TDK<6762>、京セラ<6971>など電子部品株の一角が反落。足もと外国為替市場で急速に円安が進んでいるものの、電子部品セクターは上値の重さが意識されている。前日の米国株市場では米アップル株が反落したが、引き続き新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が及ぼす影響が警戒された。台湾の鴻海精密工業傘下でiPhoneを生産する富士康科技集団の売上高が新型肺炎の影響により押し下げられると報じられ、アップル株の売りを誘発したが、東京市場でもアップルのサプライヤー企業に連想売りが及んでいる。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,065.5円  -6.5 円 (-0.6%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>は朝高後、値を消す展開。20日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が前日比0.49ドル高の1バレル=53.78と続伸した。米エネルギー情報局(EIA)の発表で原油在庫の増加が市場予想を下回ったことが好感された。ただ、新型肺炎による中国などからの原油需要には先行き不透明感が強い状態。このため、国際石開帝石の上値は抑えられる展開となっている。

■ザインエレクトロニクス <6769>  1,065円  +150 円 (+16.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ザインエレクトロニクス<6769>がストップ高カイ気配。同社はきょう、最大16人の体温を同時に非接触で検知するAI顔認証ソリューションを3月までにリリースすると発表。これが材料視されているようだ。グループのキャセイ・トライテックが企画しリリースするこのソリューションは、新型コロナウイルス対策が「国内発生の早期」フェーズに対応する必要性が生じたことを受け、大勢の人が集まる場所で体温の高い人を同時多数かつ高速に検知するニーズに応えるもの。従来のサーモグラフィー測定の多くは、一人ずつなど少数の測定をベースにするため、大勢の人の流れを高速に処理することが困難だが、このソリューションは同時多数者に適用可能なAI(人工知能)顔認証ソリューションを、黒体(赤外線を活用する温度計の参照物)を併用したサーマルカメラ上で実行することで可能となる。

■ブイキューブ <3681>  766円  +100 円 (+15.0%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 ブイキューブ<3681>が連日のストップ高。今年1月7日につけた743円をカイ気配のまま通過し昨年来高値を更新、その後も高値圏で売り物をこなしている。Web会議やネット上のセミナー開催など遠隔地の相手と映像でつなげるビジネスを手掛け、テレワーク関連としてのテーマ性を持つほか、遠隔医療分野への展開にも期待が大きい。新型肺炎の感染拡大が懸念されるなか、感染症懸念から開催・参加が危ぶまれる株主総会を支援する特別配信サービス「SCP」の提供をリリースしており、これが物色人気を加速させている。時価総額200億円未満の小型株ながら、売買高は前日に2000万株を超える商いをこなし、きょうも既に1000万株を超えるなど需給相場の様相を呈している。

■オークファン <3674>  773円  +100 円 (+14.9%) ストップ高   11:30現在
 オークファン<3674>がストップ高。20日の取引終了後、出資先のサイバーセキュリティクラウド<4493>が20日、東証証券取引所からマザーズ市場への上場を承認されたと発表しており、含み益への期待から買いが入っている。オークファンは現在、サイバーセキュリティクラウド株33万3000株(発行済み株数の14.3%)を所有しており、筆頭株主に次ぐ第2位の株主となっている。なお、サイバーセキュリティクラウドの上場予定日は3月26日で、上場に際しオークファンは売り出しを予定していない。

■イノベーション <3970>  2,138円  +259 円 (+13.8%)  11:30現在
 イノベーション<3970>は急伸。20日の取引終了後、子会社コクリポが新規契約者に対して、Webセミナー(ウェビナー)専用ツール「コクリポウェビナー」の無償提供を開始したと発表しており、これが好材料視されている。今回の「コクリポウェビナー」の無償提供は、企業の新型コロナウイルス対策を支援するのが狙い。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて、イベントやセミナーの中止・延期の発表が増え続けているが、ウェビナーであれば、セミナー参加者が自宅、事務所などにいながらパソコン、スマートフォン、タブレットで参加できるため、ウイルス感染のリスクを抑えたセミナー運営が可能になるという。無償提供の期間は3月31日までで、初期費用3万円と利用開始から1カ月間の料金を無料にするとしている。

■ショーケース <3909>  686円  +15 円 (+2.2%)  11:30現在
 ショーケース<3909>が反発。同社は20日取引終了後に、プラップジャパン<2449>とデジタル技術を活用した広報・PRを推進する合弁会社「プラップノード」を3月2日に設立すると発表。今後の展開などが期待されているようだ。合弁比率はプラップJが86%、ショーケースが14%となる予定。この新会社では、プラップJが50年かけて蓄積してきたコミュニケーションへの知見と、ショーケースが持つWebマーケティング×テクノロジーを活用し、革新的なソリューションを開発・提供するとしている。

●ストップ高銘柄
 ソレキア <9867>  13,260円  +3,000 円 (+29.2%) ストップ高   11:30現在
 大谷工業 <5939>  11,010円  +1,500 円 (+15.8%) ストップ高   11:30現在
 テモナ <3985>  799円  +100 円 (+14.3%) ストップ高   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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