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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):洋インキHD、三菱UFJ、ブリヂストン

洋インキHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■洋インキHD <4634>  2,429円  -26 円 (-1.1%)  本日終値
 東洋インキSCホールディングス<4634>は買い先行でスタート後、値を消す展開となった。同社は17日取引終了後に20年12月期通期の連結業績予想を公表し、営業利益見通しを150億円(前期比13.9%増)としている。色材・機能材関連事業では液晶ディスプレーカラーフィルター用材料の中国への更なる拡販を図り、リチウムイオン電池用材料では米国や欧州、中国、日本の自動車4大市場に向けたビジネスを展開する方針。また、印刷・情報関連事業は国内のオフセットインキ事業の更なる構造改革を、生産集約や他社とのアライアンスなどで推進し、利益が出せる体制を構築するとしている。なお、19年12月期通期の連結決算は、売上高が2798億9200万円(前の期比3.6%減)、営業利益が131億7400万円(同13.8%減)で着地した。

■三菱UFJ <8306>  565.8円  -3.6 円 (-0.6%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクが軒並み軟調なほか、第一生命ホールディングス<8750>など生保株も下値模索の動きを強めた。国内景気の停滞感が意識されるなか、内需の要である銀行セクターも逆風が強い。また、米国では10年債利回り、30年債利回りともに低下基調にあり、10年債利回りは直近で1.6%台を下回っている。これを受け米国事業での運用環境悪化も大手金融機関にはネガティブ材料として意識された。

■ブリヂストン <5108>  3,903円  -5 円 (-0.1%)  本日終値
 ブリヂストン<5108>が4日ぶり反落も底堅さを発揮。株価はここ調整を強いられ4000円大台を割り込む水準でもみ合っていたが、目先底入れの兆しをみせている。同社が17日取引終了後に発表した19年12月期最終利益は前の期比強含み横ばいの2925億9800万円だった。タイヤ販売が苦戦したものの、土地売却益などで小幅ながら最終増益を確保した。また、20年12月期については前期比微増の2300億円を計画しており、中国経済の影響などが懸念されるなか、不安心理で売り込まれた分の反動から買い戻しも入ったもようだ。

■ベース <4481>  10,050円  +1,100 円 (+12.3%) 一時ストップ高   本日終値
 ベース<4481>は3連騰で1万円台に乗せ上場来高値を更新した。14日の取引終了後に発表した20年12月期連結業績予想で、売上高116億8800万円(前期比20.3%増)、営業利益20億5900万円(同22.7%増)、純利益13億9300万円(同22.3%増)と大幅営業増益を見込み、年間配当を前期比20円増の140円を予定していることが引き続き好感された。デジタル・トランスフォーメーション(DX)の流れが加速していることを受けてIT投資の需要が堅調に推移しており、富士通<6702>、みずほ証券、野村総合研究所<4307>の主要顧客グループ3社に対して深耕を図ることで業績拡大を狙うとしている。なお、19年12月期決算は、売上高97億1400万円(前の期比29.5%増)、営業利益16億7900万円(同53.3%増)、純利益11億3900万円(同62.1%増)だった。

■ハウテレビジョン <7064>  2,260円  +233 円 (+11.5%) 一時ストップ高   本日終値
 ハウテレビジョン <7064> [東証M]が一時ストップ高に買われた。17日大引け後、20年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の4000万円→8000万円に2.0倍上方修正。従来の42.0%減益予想から一転して15.9%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。既存顧客企業による採用活動の早期化や新規顧客の獲得を背景に、新卒学生向け就職情報サイト「外資就活ドットコム」の広告収入が想定より伸びたことが収益を押し上げた。

■ジャストプランニング <4287>  499円  +38 円 (+8.2%)  本日終値
 ジャストプランニング<4287>が大幅高。同社は飲食業界に特化したソリューションプロパイダとして、売上管理から勤怠管理、仕入れ管理、オーダーシステムまで顧客の業務を簡素化・効率化するシステムを提供しており、17日に1月末の契約店舗数が5092店舗(19年12月末時点では4880店舗)になったと発表したことが買い手掛かりとなったもよう。また、子会社のプットメニューが同日に、モバイルセルフオーダーシステム「Putmenu」の新しい決済手段として「PayPay(オンライン決済)」に対応して支払いができるようになったと発表したことで、「Putmenu」導入店舗の拡大が期待されている面もあるようだ。

■MRT <6034>  1,135円  +83 円 (+7.9%)  本日終値
 MRT<6034>が全体地合い悪のなか続伸、前週に急動意し上値追い態勢を強めている。インターネットを介して非常勤医師の紹介を行うほか、オンライン診療などにも展開を図っている。医療機関への認知度が向上している「オンライン診療ポケットドクター」は医療ICTをテーマに今後に期待が大きい。決算期変更に伴い単純比較はできないが、19年12月期、20年12月期と業績拡大基調が続いていることで買い安心感もある。

■ウェルス・マネジメント <3772>  1,567円  +114 円 (+7.9%)  本日終値
 ウェルス・マネジメント<3772>が急反発し一時、前日比202円(13.9%)高の1655円に買われた。17日の取引終了後、パナソニック ホームズ(大阪府豊中市)と上場リート組成に向けた協業で基本合意したと発表しており、これを好感した買いが入った。今回の基本合意では、両社が共同で投資法人を組成し、適切なタイミングで東京証券取引所への上場を図るほか、同投資法人の成長をサポートすることを目的に継続性のある協業を目指すという。なお、投資法人から資産運用を受託する運用会社への出資割合や出資者の構成、運用戦略など詳細は今後協議を行うとしている。

■ギフト <9279>  3,415円  +175 円 (+5.4%)  本日終値
 ギフト<9279>が3日ぶりに反発。17日の取引終了後、3月18日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これが好材料視された。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を図ることが目的という。また、株式分割に伴い、株主優待制度を拡充するとあわせて発表した。従来は100株以上を保有する株主を対象に食事優待券を一律で年6枚贈呈していたが、20年4月末時点の株主から保有株数に応じて食事優待券年4枚(保有株数100株以上)と年6枚(同200株以上)贈呈する。

■荏原実業 <6328>  2,128円  +105 円 (+5.2%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 荏原実業<6328>が後場急伸し一時、前日比241円(11.9%)高の2264円に買われる場面があった。読売新聞オンラインがこの日、「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都は、都立病院の専用病床増床など総額約390億円の緊急対策事業を盛り込んだ補正予算案を編成する方針を決めた」と報じており、なかで都立病院などに病室の気圧を下げてウイルスの漏出を防ぐ専用の「陰圧室」を増設するとしていることから、簡易陰圧装置を手掛ける同社に思惑的な買いが入ったようだ。

●ストップ高銘柄
 アキレス <5142>  2,130円  +400 円 (+23.1%) ストップ高   本日終値
 スガイ化学工業 <4120>  2,390円  +400 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値
 クリエアナブキ <4336>  618円  +100 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 イオレ <2334>  1,598円  -500 円 (-23.8%) ストップ安   本日終値
 など、2銘柄

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