日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
18日の東京株式市場は、売り買い交錯で方向感の定まりにくい展開が想定される。前日の米国株市場がプレジデントデーに伴う休場で手掛かり材料難のなか、中国や香港などアジア株市場や為替動向を横にらみに神経質な動きを強いられそうだ。日経平均はここ調整色をみせており、押し目買いも入りやすいタイミングながら、新型肺炎の感染拡大に対する警戒感から上値を買い進む動きも見込みづらい。ただ、中国では財政出動を伴う景気対策に対する期待が高まっており、これを背景に東京市場も中国関連株などの一角にリバウンドも期待される。
日程面では、きょうは国内に重要スケジュールはなく、海外では2月のNY連銀製造業景気指数、2月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数、2月の欧州経済研究センター(ZEW)による独景況感指数など。
出所:
MINKABU PRESS