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【材料】ウェルスが後場急伸、第3四半期好決算とニセコのホテル開発計画立ち上げを好感

ウェルス <日足> 「株探」多機能チャートより
 ウェルス・マネジメント<3772>が後場上げ幅を拡大。午後0時ごろに発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算が、売上高115億7000万円(前年同期比5.1倍)、営業利益23億7800万円(同3.3倍)、純利益22億1800万円(同3.0倍)と大幅増益となったことが好感されている。

 子会社ホテルWマネジメントがホテル開発用地として取得した神奈川県箱根町の不動産を外部投資家および同社が匿名組合出資している特別目的会社に売却したことや、同特別目的会社からアセット・マネジメント契約を受託したことなどが業績を牽引した。

 なお、20年3月期通期業績予想は、売上高120億円(前期比3.9倍)、営業利益28億円(同3.8倍)、純利益20億円(同25.4%減)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、北海道倶知安町(ニセコ)でホテル開発事業を立ち上げることと、ホテルWマネジメントがインターコンチネンタル・ホテルズ・グループのIHG Japan Manegement(東京都港区)と京都市東山区の新築ホテルに関する運営委託契約を締結すると発表しており、これらも好材料視されている。

出所:MINKABU PRESS

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