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【市況】東京株式(前引け)=前日比18円安と小幅下落、朝高後値を消す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 7日前引けの日経平均株価は前日比18円22銭安の2万3855円37銭。前場の東証1部の売買高概算は6億2746万株、売買代金概算は1兆1944億1200万円。値上がり銘柄数は702、値下がり銘柄数は1359、変わらずは97銘柄だった。

 日経平均株価は小幅安。前日の米株式市場でNYダウが3週間ぶりに最高値を更新したことを受け、東京株式市場も寄り付きは買い先行となり日経平均株価は一時、70円強上昇した。ただ、高値警戒感も強く買い一巡後は軟化し、午前9時40分過ぎにはマイナスに転じた。前日急伸の反動で利益確定売りが膨らんでいる様子だ。日経平均株価は100円超の下げとなる場面もあったが、前引けにかけ下げ渋った。

 個別銘柄では、任天堂<7974>やトヨタ自動車<7203>が安く、村田製作所<6981>も値を下げている。テルモ<4543>や富士フイルムホールディングス<4901>が売られた。半面、米有力アクティビストによる株式取得の報道を受けソフトバンクグループ<9984>が急伸。日本電産<6594>や信越化学工業<4063>が高い。新型コロナウイルスの検査試薬を大幅増産すると報じられたタカラバイオ<4974>が急騰。今3月期業績の増額修正を発表したオリンパス<7733>も急伸している。

出所:MINKABU PRESS

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