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【材料】レーザーテックが切り返し急、EUVマスクブランクス検査装置で来期成長加速も

レーザーテク <日足> 「株探」多機能チャートより
 レーザーテック<6920>は4日ぶりに大きく切り返し、340円高に買われている。時価は13週移動平均線近辺で強弱観を対立させており、テクニカル的にも注目場面となっている。世界的な半導体市況の改善期待を背景に米国株市場ではここ半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)がマドを開けて戻り足をみせている。東京市場でも一時調整色を余儀なくされた半導体製造装置関連株がリバウンドに転じる動きをみせている。そのなか、EUV露光装置に対応したマスクブランクス検査装置を世界で唯一供給できるオンリーワン企業として、同社株に対するマーケットの関心は高い。実際、EUV関連の受注は急増傾向にあることで、同社は20年6月期営業利益を従来予想の130億円から140億円(前期比76%増)に上方修正している。また、市場で意識されているのは、来21年6月期の業績動向で、国内中堅証券では営業利益について今期予想比36%増の190億円を試算している。

出所:MINKABU PRESS

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