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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):富士通、村田製、モノタロウ

富士通 <日足> 「株探」多機能チャートより
■スターゼン <8043>  4,500円  +215 円 (+5.0%)  本日終値
 スターゼン<8043>が反発。3日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を3480億円から3460億円(前期比1.5%減)へ下方修正した一方、営業利益を26億円から41億円(同14.4%減)へ上方修正したことが好感された。上期の販売苦戦で取扱数量が伸び悩んだことにより減益を見込んでいたが、食肉関連事業における年末の販売が堅調に推移し、利益率の改善が進んだことが営業利益を押し上げるという。なお最終利益は、松尾工場で収益性の低下がみられた固定資産について減損損失を計上することなどから、28億円(同38.7%減)の従来見通しを据え置いた。

■富士通 <6702>  12,500円  +550 円 (+4.6%)  本日終値
 富士通<6702>が異彩の強調展開で注目が集まっている。前週末に業績予想の上方修正を背景に1200円高超に買われる人気となったが、週明けも全体地合い悪のなか続伸、きょうも目先筋の売り物をこなし3連騰で連日の新高値と上値指向を強めている。20年3月期は企業の旺盛なIT投資需要を取り込み、営業利益段階で従来予想の1600億円から2000億円(前期比54%増)と大幅な伸びを見込む。今月3日には、名古屋大の情報基盤センターから次期スーパーコンピューターシステムを受注したことを発表、次世代コンピューティング分野でも存在感を示している。

■村田製作所 <6981>  6,516円  +267 円 (+4.3%)  本日終値
 村田製作所<6981>が全般軟調地合いのなか商いを伴い反発に転じた。同社が3日取引終了後に発表した19年4~12月期決算は営業利益が前年同期比11%減の2008億9600万円と2ケタ減益となった。スマートフォン向けコンデンサーなど電子部品の売り上げが低調だった。カーエレクトロニクスや基地局向けでは需要を捉えたが、全体を補いきれなかった。ただ、第3四半期の業績が苦戦することは事前に織り込みが進んでいたことで、きょうは空売り筋の買い戻しなどによりカイ気配でスタートする強さをみせた。なお、20年3月期配当は従来予想比3円増額して97円とすることを発表している。

■日本通信 <9424>  250円  +10 円 (+4.2%)  本日終値
 日本通信<9424>が後場急伸。この日午後の日本経済新聞電子版で、「高市早苗総務相は4日、通話回線のレンタル料をめぐるNTTドコモと格安スマートフォンの日本通信の紛争で、ドコモに値下げを求める裁定案を提示した」と報じており、格安スマホのビジネス拡大につながるとの思惑から買いが入ったようだ。

■カカクコム <2371>  2,929円  +114 円 (+4.1%)  本日終値
 カカクコム<2371>が後場に入り上げ幅を拡大。前引け後に発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算が、売上高452億5600万円(前年同期比13.5%増)、営業利益208億8500万円(同14.8%増)、純利益139億7900万円(同15.7%増)と2ケタ増益となったことが好感された。「価格.com」や「求人ボックス」及び「食べログ」の飲食店販促事業が伸長したことが牽引した。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高620億円(前期比13.1%増)、営業利益267億円(同6.5%増)、純利益180億円(同7.8%増)の従来見通しを据え置いている。

■弁護士ドットコム <6027>  4,660円  +170 円 (+3.8%)  本日終値
 弁護士ドットコム<6027>が大幅高で3日ぶりに反発。3日の取引終了後、契約マネジメントシステム「ホームズクラウド」を提供するHolmes(東京都千代田区)と業務提携したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の提携は、弁護士COMの提供する電子契約システム「クラウドサイン」とHolmesの「ホームズクラウド」の両サービスの強みを生かした契約業務の環境を構築することで、日本の契約業務における電子活用の普及を図るのが狙い。提携により、クラウドサインの電子契約機能を、ホームズクラウドの電子契約標準機能として、20年秋ごろから提供を開始するという。なお、同提携が業績に与える影響は軽微としている。

■じげん <3679>  507円  +13 円 (+2.6%)  本日終値
 じげん<3679>が高い。3日の取引終了後、海外ホテルを取り扱う予約システムを運営する子会社アップルワールドが、クルーズ<2138>グループから航空券比較サイト「TRAVELIST」の運営を主力とするTRAVELIST事業を譲り受けたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。アップルワールドは、主に海外ホテルを取り扱う予約システム「アップルワールド」を運営しており、今回の事業譲受により、海外ホテルだけではなく、航空券やパッケージ商品の取り扱いも可能となるという。譲受価格は非開示。なお、20年3月期業績への影響は軽微としている。

■MonotaRO <3064>  2,773円  +60 円 (+2.2%)  本日終値
 MonotaRO<3064>は続伸。3日の取引終了後に20年12月期連結業績予想を発表しており、売上高1564億6800万円(前期比19.0%増)、営業利益185億6900万円(同17.2%増)、純利益129億9700万円(同18.3%増)と11期連続の営業最高益を見込み、年間配当を前期比2円増の17円を予定していることが好感されたようだ。引き続きリスティング広告の出稿と検索エンジン最適化(SEO)の取り組みを主軸とした顧客獲得活動の展開に注力する。また、顧客基盤の拡大に対応する取り扱い商品点数の拡充や、より精度の高いデータサイエンスに基づくプロモーション活動を推進するなど既存顧客への販売を強化し業績拡大につなげる見込み。なお、19年12月期決算は、売上高1314億6300万円(前の期比20.0%増)、営業利益158億3900万円(同14.9%増)、純利益109億8400万円(同15.4%増)だった。

■東京エレクトロン <8035>  24,485円  +415 円 (+1.7%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株が上値指向をみせた。きょうは全体相場は売り買い交錯で方向感のつかみにくい地合いながら、半導体関連は前日の米株市場の地合いを引き継ぎ買いが優勢の展開。米株市場では半導体製造装置世界トップのアプライドマテリアルズが3%近い上昇をみせたほか、その他の半導体関連も総じて強い動きをみせ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4日ぶり反発に転じた。これが東京市場でも同関連銘柄の株価を刺激している。

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