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【通貨】来週の為替相場見通し=中国製造業PMIなどに注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、110円台を奪回できるかどうかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=108円80~110円20銭。

 新型肺炎への警戒感が、市場に広がった米中貿易交渉の第1段階合意後のリスクオンムードを後退させており、週末にドルは109円半ばへと下落した。新型肺炎への不安がいつ収まるかは不透明であり、当面上値を抑える要因となりそうだ。ドル円相場は昨年末までの109円70銭前後の抵抗線を再度、意識する展開となっており、当面は110円を意識する状況が予想される。そんななか、来週は30日に発表される米10~12月期国内総生産(GDP)や31日の中国1月製造業PMIが注目される。特に、中国経済の行方を確かめるうえで中国PMIへの関心は高い。28~29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、金融政策は現状維持が予想されている。





出所:MINKABU PRESS

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