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【市況】24日の株式相場見通し=ナスダック最高値受け反発も上値重い展開か

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均は反発に転じそうだ。前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちで、NYダウはマイナス圏で引けたものの後半は戻り足をみせ、ナスダック総合指数はプラス圏に浮上、過去最高値を更新して引けた。中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で経済に影響を及ぼすとの懸念はくすぶるものの、WHOが23日に開いた緊急会合で新型肺炎について緊急事態宣言を見送ったことで、過度な不安心理が後退した。東京市場でも目先売り一巡感から買い戻しを誘発しそうだ。もっとも決算発表の本格化を前に積極的な買いも見込みにくく、上げ幅は限定的。為替の動向などを横目にマイナス圏に沈む可能性もある。

 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比26ドル18セント安の2万9160ドル09セントと小幅ながら3日続落。ナスダック総合株価指数は、同18.710ポイント高の9402.478と続伸した。

 日程面では、日銀の金融政策決定会合の議事要旨(12月18~19日開催分)、12月のCPI(消費者物価指数)など。海外では、中国で30日までの日程で春節に伴う大型連休開始。1月のユーロ圏PMI(購買担当者景気指数)、1月の独PMI(いずれも速報値)など。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2020年01月24日 09時51分

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