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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):コロナウイルス関連、デンソー、国際石開帝石

中京医薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
■デンソー <6902>  4,804円  -117 円 (-2.4%)  本日終値
 デンソー<6902>が3日続落。ドイツの検察当局が三菱自動車工業<7211>の独国内の関係先10カ所を家宅捜査した問題で、きょう付けの日本経済新聞朝刊で「デンソーもドイツ当局から立ち入り調査を受けていることが22日分かった」と報じており、これが嫌気されたようだ。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,079円  -24.5 円 (-2.2%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>が3日続落、JXTGホールディングス<5020>は4日続落となるなど下値模索の動き。今年に入って年初こそ中東の地政学リスクで原油価格は急上昇したものの、その後は下落基調が鮮明となっている。前日のWTI原油先物価格は終値で1ドル64セント安の1バレル=56ドル74セントと急落、これを受けて原油価格と連動性の高い資源開発関連や石油元売りセクターに売りがかさんでいる。

■ISID <4812>  4,705円  -70 円 (-1.5%)  本日終値
 ISID<4812>が反落。22日の取引終了後、集計中の19年12月期連結業績について、売上高が930億円から1006億7900万円(前の期比10.6%増)へ、営業利益が85億円から100億7500万円(同22.3%増)へ、純利益が56億8300万円から62億2600万円(同20.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したが、前日まで4連騰していたこともあり、目先の材料出尽くし感から売られたようだ。コミュニケーションITセグメントを中心に売上高が計画を上回ったことが売上高・利益を押し上げ、2期連続で最高益を更新したという。なお、業績の上振れに伴い、従来35円を予定していた期末配当を42円にするとあわせて発表した。年間配当は77円(従来予想70円)となる。

■マネーフォワード <3994>  4,905円  -70 円 (-1.4%)  本日終値
 マネーフォワード<3994>が安い。22日の取引終了後、海外公募の実施を発表した。110万株の公募増資を欧州とアジアを中心とする海外市場(米国・カナダを除く)で実施。発行価格は22日終値から8.0%ディスカウントした1株4577円で決定した。調達資金は約47億5000万円で、M&Aに伴う借入金の返済や財務基盤の強化などに充てる。これに伴い、発行済み株式数は約5%増える見込み。この日は海外公募に伴う1株当たり利益の希薄化などを警戒した売りが膨らんだ。

■TSIホールディングス <3608>  543円  -7 円 (-1.3%)  本日終値
 TSIホールディングス<3608>は冴えない。22日の取引終了後、20年2月期の連結業績予想について、売上高を1780億円から1710億円(前期比3.6%増)へ、営業利益を34億円から10億円(同56.3%減)へ、最終利益を40億円から33億円(前期2億300万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気された。消費税増税や災害、暖冬などの影響で冬物商戦が苦戦していることに加えて、それに伴い第4四半期で値引販売の実施や在庫評価損の増加が予想され、売上総利益率の悪化が見込まれるためとしている。

■中京医薬品 <4558>  382円  +80 円 (+26.5%) ストップ高   本日終値
 中京医薬品<4558>がストップ高となったほか、大木ヘルスケアホールディングス<3417>も一時ストップ高に買われるなど、きょうも新型コロナウイルス対策関連の一角が人気化している。中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、中国国内の感染者が540人以上に増加し、死亡者も17人となったことから、感染防止の除菌製品を手掛ける両社への関心は引き続き高い。関連銘柄ではこのほかにも川本産業<3604>が1091円に買われ、4日連続のストップ高となっている。

■ファルコHD <4671>  2,009円  +224 円 (+12.6%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 ファルコホールディングス <4671> が急騰。22日大引け後、20年3月期の連結最終利益を従来予想の5億円→15億円に3.0倍上方修正。従来の23.4%減益予想から一転して2.3倍増益見通しとなったことが買い材料視された。火災事故からの早期復旧やコンパニオン診断薬の堅調な販売に加え、調剤薬局事業の収益改善が上振れに貢献する。受取保険金が想定を上回ることなども最終利益を大きく押し上げる。

■AppBank <6177>  349円  +38 円 (+12.2%)  本日終値
 AppBank<6177>が急騰。22日の取引終了後に代表取締役の異動を発表し、取締役CCOの村井智建氏が代表取締役社長CEOに就任したことが好感されている。村井氏は同社の筆頭株主であり、12年1月から15年3月まで代表取締役であったことに加えて、ユーチューバー「マックスむらい」として知名度も高いだけに業績回復へのリーダーシップが期待されているもよう。なお、前代表取締役社長CEOの宮下泰明氏は取締役となるが、3月27日開催予定の株主総会で任期満了により退任し、子会社AppBank Storeの代表取締役に専任するとしている。

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