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【市況】日経平均は43円高でスタート、ファーストリテや第一三共が堅調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23960.20 (+43.62)
TOPIX  : 1733.27 (+2.21)

[寄り付き概況]

 16日の日経平均は前日比43.62円高の23960.20円と反発で取引を開始した。15日の米国株式相場は上昇。注目された米中貿易交渉については、米中両国は15日、「第1段階」の合意文書に署名した。株式相場では、合意署名を控えて、買いが先行し、堅調推移となった。合意文書には、中国が今後2年で2000億ドル相当のモノ及びサービスを米国から購入する代わりに、米国は1200億ドル相当の中国製品の輸入関税を半減させ、その他の輸入品については関税導入を遅らせることなどが盛り込まれた。しかし、投資家の関心は既に10-12月期決算に移っており、上値の重い展開となった。円相場は1ドル109円90銭付近で推移。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の23935円。この流れから本日の日経平均は反発スタートとなった。

 業種別では、医薬品、石油・石炭製品、電気・ガス業、食料品、小売業などがプラスで推移。一方、金属製品、海運業、鉄鋼、鉱業、建設業、機械、銀行業、非鉄金属などがマイナスで推移している。売買代金上位では、スズキ<7269>、第一三共<4568>、ファーストリテ<9983>、ダイキン工業<6367>、ソニー<6758>などがプラスで推移。一方、SMC<6273>、SUMCO<3436>、ディスコ<6146>、安川電機<6506>などがマイナスで推移している。
《US》

 提供:フィスコ

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