【市況】ETF売買動向＝16日寄り付き、日経レバの売買代金は161億円と低調

　16日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比18.9％増の219億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同20.7％増の204億円となっている。

　個別では上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> など12銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　米国株 <1393> は3.08％安と大幅に下落。

　日経平均株価が51円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金161億200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均249億100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が20億3600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が5億9500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が4億3100万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が3億8500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が2億9100万円の売買代金となっている。

株探ニュース