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【材料】チヨダは続落、季節商品大きく落ち込み20年2月期業績予想を下方修正

チヨダ <日足> 「株探」多機能チャートより
 チヨダ<8185>は続落している。前週末10日の取引終了後、20年2月期の連結業績予想について、売上高を1156億円から1138億円(前期比4.0%減)へ、営業損益を1億円の黒字から16億円の赤字(前期16億6900万円の黒字)へ、最終損益を12億円の赤字から25億円の赤字(同16億1300万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 第3四半期までは概ね計画通りに推移したものの、12月の全国的な暖冬と北日本や日本海側地域における降雪量の大幅な減少により、防寒ブーツなど季節商品の販売が大きく落ち込んだことが響いた。また、値引き販売が想定以上に増加し、今後も滞留在庫の積極的な処分を進めることから、売上高総利益率の低下が見込まれることも利益を押し下げる。

 なお、第3四半期累計(19年3~11月)決算は、売上高875億6700万円(前年同期比2.9%減)、営業利益3億8400万円(同85.1%減)、最終損益1億8800万円の赤字(前年同期13億2700万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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