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【市況】8日の株式相場見通し=売り優勢、半導体関連は強さ発揮する可能性も

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は、売りに押される展開で日経平均株価は反落となりそうだ。米国とイランの対立激化に伴う中東情勢への懸念が重荷となり、前日にNYダウが反落したことを受け、リスク回避ムードが強い。ただ、米株市場ではマイクロンテクノロジーやアプライドマテリアルズ、エヌビディアなど半導体関連株が買われており、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の下げは小幅にとどまったほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も高く、この地合いが東京市場でも反映される可能性がある。外国為替市場も落ち着いた動きをみせており、売り一巡後は下値抵抗力を発揮しそうだ。

 7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比119ドル70セント安の2万8583ドル68セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同2.884ポイント安の9068.581だった。

 日程面では、きょうは11月の毎月勤労統計調査、12月の消費動向調査など。海外では12月の米ADP雇用リポート、11月の米消費者信用残高。このほか、米10年国債の入札など。

出所:MINKABU PRESS

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