【特集】急落後のリバウンド狙う、ボリンジャー【－３σ】ブレイク銘柄 高ROE 23社選出 ＜テクニカル特集＞　1月6日版

　2020年の大発会となった6日の東京株式市場は、米国とイランの対立激化による中東の地政学リスクが嫌気され、主力株をはじめ幅広く売られる展開となった。前週末の米国株市場では主要株指数が大きく下落したほか、外国為替市場で一時1ドル＝107円台後半に円高が進み、これが主力輸出株などを中心にリスク回避の動きにつながった。米国と北朝鮮との非核化合意の白紙化などに対する懸念も取り沙汰されるなか、総じて買いが手控えられ、日経平均株価は一時500円超の下落をみせる局面もあったが、終値では前営業日比451円安の2万3204円と3日続落。東証1部の値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は1835、変わらずは49。

　本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドと経営の効率性を判断する指標として重視するROE(自己資本利益率)に注目しました。ボリンジャーバンド「－３σ」を6日終値が下回り、ROEの基準とされる8％以上の 23社をピックアップ。－３σとのカイリ率が大きい順に記しました。

　－３σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。

　　　　　　　　　　-３σとの
　　　 銘柄名　　　　カイリ率　ＲＯＥ
<3082> きちりＨＤ　　　-1.55　 12.39
<4318> クイック　　　　-1.22　 21.11
<2811> カゴメ　　　　　-1.21　　9.09
<4245> Ｄ・アクシス　　-1.19　 11.72
<2461> ファンコミ　　　-1.10　 12.56

<3382> セブン＆アイ　　-0.81　　8.34
<6464> ツバキナカ　　　-0.74　 11.91
<2914> ＪＴ　　　　　　-0.69　 13.32
<4403> 日油　　　　　　-0.65　 11.71
<2801> キッコマン　　　-0.61　　9.90

<2281> プリマ　　　　　-0.56　 10.26
<2897> 日清食ＨＤ　　　-0.47　　8.02
<4577> ダイト　　　　　-0.41　 10.45
<4927> ポーラＨＤ　　　-0.41　　9.63
<7272> ヤマハ発　　　　-0.37　 11.76

<2269> 明治ＨＤ　　　　-0.36　 12.36
<4321> ケネディクス　　-0.31　 10.58
<9384> 内外トランス　　-0.30　 14.60
<2427> アウトソシン　　-0.22　 18.77
<2384> ＳＢＳＨＤ　　　-0.15　 13.06

<4204> 積水化　　　　　-0.13　 10.94
<6845> アズビル　　　　-0.05　 10.81
<9143> ＳＧＨＤ　　　　-0.03　 12.75


※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

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