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【市況】東京株式(寄り付き)=反発、米中協議への警戒感後退で主力株買い戻し

 5日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比157円高の2万3292円と反発。

 前日の米国株市場ではNYダウが146ドル高と4営業日ぶりに反発、ナスダック総合指数やS&P500指数なども上昇し、これを引き継いで東京市場でも主力株をはじめ広範囲に買いが優勢。米中協議については、一部メディア報道を受け合意先送りの懸念がやや後退、外国為替市場でもリスクオンのドル買い・円売りの動きを誘発し1ドル=108円80~90銭近辺まで円安に振れており、東京市場でも輸出主力株などが買い戻されている。米国株市場では、半導体のマイクロチップ・テクノロジーが業績見通しの上方修正を受け大幅高に買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4日ぶり反発、原油市況高を背景にエクソンモービルなどエネルギー関連株も買われており、この流れが東京市場にも波及しそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、非鉄、鉱業、海運など。

出所:MINKABU PRESS

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