【材料】神戸物産---10月度の個別業績は引き続き増収増益、新店効果で売上高が増加
神戸物産 <日足> 「株探」多機能チャートより
神戸物産<3038>は27日、10月度の月次業績を発表。売上高は前年同期比15.6%増の260.87億円、売上総利益は同20.7%増の21.61億円、営業利益は同30.3%増の13.99億円、経常利益は同164.9%増の15.73億円と増収増益となった。
10月度は、業務スーパーの新規出店が7店舗(さいたま市南区、千葉県船橋市、神奈川県中郡二宮町、愛媛県松山市、愛知県瀬戸市、岐阜県岐阜市、富山県砺波市)あり、店舗数が2019年10月末で845店舗となり、今期の出店目標である838店舗より上振れて推移している。店舗数は前年同期より32店舗増加し、その新店効果で売上高が増加した。
また、直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比7.9%増、直轄エリア全店への商品出荷実績は同12.9%増、全国全店への商品出荷実績は同14.4%増となり、10月より実施された消費税増税の影響で小売業界が落ち込みを見せる中、堅調な推移となった。
商品動向については、前年より気温が高かったことや、災害の影響で備蓄意識の高まりもあり、飲料が好調であった。2019年9月1日から10月31日まで開催していた「業務スーパー×神戸物産 令和最初!!総力祭」は、PB商品をはじめとした数々のセール商品が好評で、収益拡大に貢献した。
《SF》
提供:フィスコ