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【市況】東京株式(前引け)=続伸、香港などアジア株高受け買い安心感

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前週末比213円73銭高の2万3326円61銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億1415万株、売買代金概算は8154億2000万円。値上がり銘柄数は1603、対して値下がり銘柄数は435、変わらずは115銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前週末の米国株市場が強い動きをみせたことを受け、リスクを取る流れとなり、日経平均は朝方から上値指向を強めた。米中貿易協議への進展期待を背景に景気敏感株に対する買い意欲が強い。取引時間中は外国為替市場でドル高・円安含みに推移したことや、香港株をはじめアジア株市場が総じて強い動きを示したことも投資家心理改善につながった。ただ、全体売買代金は8000億円台と低調だった。

 個別では任天堂<7974>が売買代金首位で上昇、東京エレクトロン<8035>も高い。資生堂<4911>、ファーストリテイリング<9983>も堅調。ティアック<6803>、千趣会<8165>が大幅高、エボラブルアジア<6191>、エムアップ<3661>なども値を飛ばした。半面、コスモス薬品<3349>が軟調、日本新薬<4516>も売りに押された。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が大幅安、チタン工業<4098>、石川製作所<6208>なども下落した。カチタス<8919>、TOKYO BASE<3415>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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