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【市況】NY株式:NYダウ102ドル安、軟調な小売決算を嫌気

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は102.20ドル安の27934.02、ナスダックは20.72ポイント高の8570.66で取引を終了した。朝方は買いが先行したものの、複数の主要小売決算が嫌気され、S&P500及びダウは下落に転じた。ナスダック総合指数は堅調推移となったが、米中通商協議の進展に懐疑的な見方もあり、上値の重い展開となった。セクター別では、医薬品・バイオテクノロジーやソフトウェア・サービスが上昇する一方で電気通信サービスやエネルギーが下落した。

百貨店のコールズ(KSS)は、既存店売上高が予想を下振れたほか、業績見通しを下方修正し大幅下落。ホームセンターのホーム・デポ(HD)は、弱気な業績見通しが嫌気され下落。一方で、半導体のブロードコム(AVGO)は、モルガンスタンレーによる投資判断引き上げを受け上昇。ディスカウントストアのTJX(TJX)は、決算内容が好感され、堅調推移となった。

百貨店のメーシーズ(M)は、10月に顧客情報が流出した疑いが報じられ、大幅下落となった。





Horiko Capital Management LLC

《FA》

 提供:フィスコ

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