【材料】リビング保証が一時１７％高、長期保証契約獲得など寄与し第１四半期５２％営業増益

　日本リビング保証<7320>が急伸して一時、前日比１６６円（１６．５％）高の１１７０円に買われ、年初来高値を更新している。１１日の取引終了後に発表した第１四半期（７～９月）連結決算が、売上高４億８６００万円（前年同期比３２．４％増）、営業利益９６００万円（同５１．６％増）、純利益８１００万円（同６７．２％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　おうちのトータルメンテナンス事業で、収益性の高い長期保証契約を着実に獲得したことが貢献したほか、ＢＰＯ事業で大手家電メーカーの家電延長保証にかかる大口案件を受注したことなどが牽引。また、採用・オフィス移転などの遅延も利益押し上げに寄与した。

　なお、２０年６月期通期業績予想は、売上高１８億５０００万円（前期比１２．３％増）、営業利益１億９２００万円（同６．２％増）、純利益１億５８００万円（同１０．５％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS