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【材料】パンパシHDが急反発、7~9月期過去最高の四半期収益達成がポジティブサプライズに

パンパシHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>は急反発。同社は総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開しているが、これまでインバウンド需要を取り込み業容拡大してきたものの、日韓関係の冷え込みに伴い訪日韓国人客数が激減したことなどを背景に株価が冴えない展開となっていた。しかし足もと業績の好調さを受け、これらの懸念を払しょくしている。

 6日取引終了後に発表した20年6月期第1四半期(7~9月)の業績は、売上高が4287億3600万円(前年同期比71.4%増)、営業利益が211億3200万円(同45.7%増)と過去最高の四半期収益を達成しており、これがポジティブサプライズとなった。更に、営業利益予想について、7~12月期は340億円から360億円(前年同期比19.9%増)へ、通期は660億円から680億円(前期比7.7%増)へとそれぞれ20億円増額修正しており、これらを好感した買いが流入している。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2019年11月07日 11時42分

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