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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:エーザイ、大日本住友、ラウンドワン

エーザイ <日足> 「株探」多機能チャートより
■エーザイ <4523>  6,534円  +1,000 円 (+18.1%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 エーザイ<4523>がストップ高カイ気配。22日、米バイオジェンと共同開発するアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」を米食品医薬品局(FDA)に承認申請する予定にあることを発表、これが株価を強く刺激する格好となっている。前日の米株市場ではバイオジェンの株価が急騰しており、これを引き継ぐ形で同社株にも投資資金が集中している。

■日本システムウエア <9739>  2,601円  +256 円 (+10.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 日本システムウエア <9739> が急騰。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→18.8億円に25.3%上方修正。増益率が4.4%増→30.8%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。企業の旺盛なIT投資需要を背景に、ITソリューション事業とサービスソリューション事業の業績が想定より伸びた。好採算案件の検収があったことなども利益上振れの要因となった。なお、通期の経常利益は従来予想の35.4億円(前期は34億円)を据え置いた。

■多木化学 <4025>  4,665円  +320 円 (+7.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 多木化学<4025>が続急伸している。今朝のNHKニュースで「iPS細胞から作成した心臓の筋肉の細胞をシート状にして、重い心臓病の患者の心臓に直接貼り付ける手術について、大阪大学の研究グループが治験として実施したいと、近く審査機関に申請することが分かった」と報じられており、大阪大学と「自律拍動するiPS細胞由来心筋シート」を共同開発した同社に思惑的な買いが入っているようだ。

■ベイカレント <6532>  5,540円  +280 円 (+5.3%)  11:30現在
 ベイカレント・コンサルティング<6532>が続急伸。同社は総合コンサルティング事業を展開しているが、IT投資などに絡むデジタルトランスフォーメーション(DX)関連の需要が好調。特に、RPAやAIなど業務効率化に関するプロジェクトの引き合いが強いようだ。大手証券からは、20年2月期の連結営業利益は会社予想51億円に対し61億円への増額修正を予想する見方も出ている。

■ACCESS <4813>  832円  +38 円 (+4.8%)  11:30現在
 ACCESS<4813>が急伸している。この日の寄り前に、米国連結子会社IPインフュージョン(IPI)社が米国の大手情報通信・メディアコングロマリットであるAT&Tの子会社と通信キャリア向けネットワーク機器のホワイトボックス(ハードウェアとソフトウェアの分離)ソリューションに関するライセンス契約と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感されている。今回の提携によりIPIは、「DANOS-Vyatta版」を商用ソリューションとして独占的に販売するほか、顧客向けのサポートサービスを提供するようになるという。また、IPIは自社が保有する技術を活用して「DANOS-Vyatta」ソリューション上に技術提供を行うとしている。

■大日本住友製薬 <4506>  1,792円  +42 円 (+2.4%)  11:30現在
 大日本住友製薬 <4506> が高い。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の220億円→303億円に37.7%上方修正。従来の21.1%減益予想から一転して8.7%増益見通しとなったことが買い材料視された。各部門の売上高が堅調に推移する中、販管費が想定を下回ったことが寄与。買収にした2社に係る条件付対価公正価値が大きく減少することに伴い、費用の戻入を計上したことも利益を押し上げた。なお、通期の最終利益は従来予想の360億円(前期は486億円)を据え置いた。

■ラウンドワン <4680>  1,426円  +27 円 (+1.9%)  11:30現在
 ラウンドワン<4680>が3日ぶりに反発している。21日の取引終了後、中国の北京恵君文化発展(北京市)と、現地で複合型アミューズメント施設の運営を行う合弁会社を設立すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社は現在、日本および米国において138店舗体制でボウリング・アミューズメントを中心とした複合施設を運営しているが、主な顧客層である30歳未満の若年層とファミリー層の人口が多く、可処分所得が増加傾向にある中国で着実な事業展開を図るために新会社を設立するとしている。新会社はラウンドワンが99.98%、北京恵君文化発展が0.02%を出資して設立。なお、20年3月期業績への影響は軽微としている。

■リオン <6823>  2,648円  +50 円 (+1.9%)  11:30現在
 リオン <6823> が反発。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12億円→14億円に16.7%上方修正。増益率が8.0%増→26.0%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。主力の補聴器で2月に発売した中価格帯製品の販売が好調だったことが寄与。医用検査機器で聴力検査室の大口受注があったことも上振れに貢献した。なお、通期の経常利益は従来予想の29億円(前期は27.8億円)を据え置いた。

■イーレックス <9517>  1,404円  +25 円 (+1.8%)  11:30現在
 イーレックス<9517>がしっかり。きょう付けの日本経済新聞朝刊で、「海外で再生可能エネルギー事業に参入する」と報じられており、これを材料視した買いが入っている。記事によると、まずカンボジアで出力8万キロワットの中型水力発電所を新設するという。海外事業による成長を目指すほか、水力発電所の開発に伴い発生する木材をバイオマス発電の燃料に活用する狙いもあるとしており、業績への貢献が期待されている。

■インフォマート <2492>  1,502円  +22 円 (+1.5%)  11:30現在
 インフォマート<2492>が5日ぶりに反発している。午前11時ごろ、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」の利用企業数が35万社を突破したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社では15年1月、企業間における請求書の受け取り・発行業務を紙から電子化する「BtoBプラットフォーム 請求書」のサービス提供を開始し、現在では日本の上場企業の約70%に利用されているという。同社では今後も企業間における請求書の電子化を推進するとしている。

■安川電機 <6506>  4,030円  +45 円 (+1.1%)  11:30現在
 安川電機<6506>、SMC<6273>など設備投資関連株が堅調。米中摩擦問題は引き続き予断を許さない状況とはいえ、目先的には両国間の協議進展に対する期待感が強まっている。米国家経済会議委員長のクドロー氏が21日、米中協議が進展すれば、12月に予定される対中追加関税の発動を取り下げる可能性に言及、これがポジティブな思惑を呼んでいる。中国向け売上比率の高い機械セクターにはプラス材料。特に両銘柄については信用売り残が買い残を上回る売り長の状態にあるほか、日証金では株不足により逆日歩がついており、買い戻しによる株価上昇効果が期待できる局面にある。

■国際石油開発帝石 <1605>  974.7円  +10.8 円 (+1.1%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連株が堅調。前日のWTI原油先物価格が85セント高の1バレル=54ドル16セント(終値ベース)と3日ぶり急反発、これを背景に前日の米国株市場ではNYダウが軟調ななかも、シェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株が上昇した。これを引き継ぎ、東京市場でも原油価格と株価連動性の高い資源関連株に買い優勢の展開となっている。

■クオールHD <3034>  1,499円  +11 円 (+0.7%)  11:30現在
 クオールホールディングス<3034>が3日続伸している。21日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1600億円から1700億円(前期比17.4%増)へ、営業利益を75億円から76億円(同7.8%増)へ、純利益を40億円から40億5000万円(同3.6%増)へ上方修正したことが好感されている。保険薬局事業で、受け付け回数の増加や新薬の普及などによる薬剤料単価の増加が牽引したほか、CSO(医薬品販売業務受託機関)事業や紹介派遣事業が好調だったことが寄与した。

■Genky <9267>  2,224円  -133 円 (-5.6%)  11:30現在  東証1部 下落率5位
 ドラッグストアを展開するGenky DrugStores<9267>が大幅に3日続落となっている。同社は21日取引終了後に、20年6月期第1四半期(6月21日~9月20日)の連結決算を発表。営業利益は6億1300万円(前年同期比47.1%減)となり、上半期計画15億5000万円に対する進捗率は39.5%にとどまった。売上高は285億500万円(同7.3%増)と増収を確保したが、中部RPDC(リージョナル プロセス ディストリビューション センター)の立ち上げに伴う物流経費(売上原価)の増加などが利益面に影響した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■栄電子 <7567>  611円  +100 円 (+19.6%) ストップ高   11:30現在
 栄電子<7567>がストップ高。ここ半導体関連の中小型株に物色人気が波及するなか、半導体製造装置用のスイッチング電源やコネクターを取り扱う同社株に需給相場の火がついた格好だ。今週初め、取引時間中に次第高の展開から大引けストップ高で引ける上ヒゲのない大陽線を示現したことで注目を集め、目先の上値指向の強さに着目した投機性の強い資金が攻勢を強める格好となった。今第1四半期業績は低調だったものの、下期以降は5Gに関連する企業の設投需要拡大の恩恵を享受するとみられている。

■さくらケーシーエス <4761>  984円  +150 円 (+18.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 さくらケーシーエス <4761> [東証2]がストップ高買い気配。21日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の1億円→3億4500万円に3.5倍上方修正したことが買い材料視された。消費増税に伴う駆け込み需要を背景に、産業関連部門でシステム機器を前倒し販売した案件があったほか、軽減税率対応案件が想定以上に増加したことが寄与。好採算案件の獲得や稼働率向上も上振れに貢献した。併せて、通期の同利益も従来予想の4億6000万円→4億8000万円に4.3%上方修正。増益率が19.8%増→25.0%増に拡大する見通しとなった。

■小田原機器 <7314>  721円  +100 円 (+16.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 小田原機器<7314>がストップ高カイ気配。同社はバスの運賃収受器や精算システムなどを主力展開するが、21日取引終了後、交通系ICカード決済に特化した新型運賃箱を開発し、日立自動車交通に初納入したことを発表、これを材料視する買いが集中する格好となった。株価は8月中旬以来、600円台前半の底値圏でもみ合いを続けていたこともあって、値ごろ感も働いた。

■クラスターテクノロジー <4240>  749円  +100 円 (+15.4%) ストップ高   11:30現在
 クラスターテクノロジー<4240>はストップ高。9月中旬に連日ストップ高を交え740円台に駆け上がったが、その水準を上抜き年初来高値を更新した。同社が手掛けるパルスインジェクター(PIJ)は熱の発生を伴わず生体材料に転用が利くことで、再生医療分野で注目されるバイオ3Dプリンターへの応用が期待される状況にある。会社側も展示会や技術紹介の専門サイトなどを通じ、大学の研究室や企業の研究開発機関へのフォローアップに注力する状況にある。

●ストップ高銘柄
 中村超硬 <6166>  558円  +80 円 (+16.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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