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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

アクロディア <日足> 「株探」多機能チャートより

■アクロディア <3823>  292円 (+80円、+37.7%) ストップ高

 アクロディア <3823> [東証2]がストップ高。同社は17日、ブロックチェーンベースの暗号資産取引所システムの開発が完了したと発表。これに伴い、システムのライセンス提供を開始するとしていることが材料視されたようだ。ライセンス提供の第1弾として、エストニアで暗号資産交換業のライセンスを既に取得しているSwitchBIT社(エストニア)への提供を開始する予定。SwitchBIT社は19年中のサービスインを目標としており、アクロディアは保守も受託するとしている。

■シスロケ <2480>  1,488円 (+300円、+25.3%) ストップ高

 システム・ロケーション <2480> [JQ]がストップ高。16日大引け後、20年3月期の連結経常利益を従来予想の3.8億円→4.4億円に15.8%上方修正。増益率が5.8%増→22.6%増に拡大し、13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。自動車販売会社向け支援システムの需要が伸びるうえ、自動車ファイナンス会社向けシステムも従量課金が増加する。

■三信電 <8150>  1,664円 (+139円、+9.1%)

 東証1部の上昇率2位。三信電気 <8150> が大幅3日続伸。16日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4-9月)連結業績予想について、売上高が580億円から660億円(前年同期比8.9%減)へ、営業利益が7億円から11億円(同56.0%増)へ、純利益が4億3000万円から8億円(同84.8%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。ソリューション事業が好調に推移したことに加えて、半導体や電子部品の販売や技術サポートを展開するデバイス事業で一部の顧客に計画前倒しの動きがみられたことが要因としている。

■ETS・HD <1789>  555円 (+43円、+8.4%)

 ETSホールディングス <1789> [JQ]が急反発。16日の取引終了後、集計中の19年9月期連結業績について、売上高が65億6000万円から54億1000万円(前の期比13.3%減)へ、営業利益が3億900万円から1億4000万円(同23.9%減)へ、純利益が2億3700万円から1億1000万円(同4.8%増)へ下振れて着地したようだと発表したが、悪材料出尽くし感から買われたようだ。設備事業部門で下期に受注獲得を目指していた約10億円の案件が、翌期にずれ込んだことが要因としている。

■ソフトクリエ <3371>  1,788円 (+128円、+7.7%)

 東証1部の上昇率3位。ソフトクリエイトホールディングス <3371> が大幅に4日続伸。16日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10.4億円→12.9億円に24.1%上方修正。従来の7.0%減益予想から一転して15.5%増益を見込み、8期連続で上期の最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。主力のECサイト構築パッケージの販売が想定以上に伸びたことが寄与。Windows10への更新需要を追い風に、システム構築やIT機器・ソフト販売が拡大したことも上振れに貢献した。なお、通期の経常利益は従来予想の21億円(前期は20.1億円)を据え置いた。

■メディアドゥ <3678>  3,600円 (+250円、+7.5%)

 東証1部の上昇率4位。メディアドゥホールディングス <3678> が大幅高。16日の下落で75日移動平均線を割り込んだことで、値頃感からの買いが流入しているもよう。また、16日に新規事業としてインプリント事業を開始すると発表したことも手掛かり材料となったようだ。この事業は、出版文化の基本であるプロダクトアウト型の作品創造と、電子書籍やPOD(プリントオンデマンド)を駆使したマーケットイン型の流通をともに実現し、紙と電子を合わせた出版流通全体の拡大を目指す新しいスタイルの出版事業だという。

■ニューテック <6734>  1,083円 (+74円、+7.3%)

 ニューテック <6734> [JQ]が続急伸。同社は16日、ギリア(東京都台東区)製の深層学習ソフトウエア「Deep Analyzer」を搭載した深層学習ワークステーション「Deep Station」シリーズの販売を開始すると発表。Deep Stationは、17日から受注受け付けをスタート。データサイエンティストの育成を検討している教育機関や、これから人工知能(AI)やディープラーニングに取り組むユーザーを中心に提案を行い、今後3年間で販売目標は1000台としている。

■カーチスHD <7602>  246円 (+16円、+7.0%)

 中古車買い取り・販売を手掛けるカーチスホールディングス <7602> [東証2]が続急伸。同社は16日、子会社のアガスタが中古車輸出大手のビィ・フォアード(東京都調布市)と業務提携したと発表。今後の展開が期待されているようだ。今回の提携により、ビィ・フォア―ドタンザニア内にサポートデスクを開設。また、その他の諸外国や今後整備される中国の中古車市場でも現地サービスを展開するとしている。

■三光合成 <7888>  397円 (+24円、+6.4%)

 東証1部の上昇率5位。三光合成 <7888> が連日の上値追いで年初来高値を更新。自動車向けを主力とする樹脂製精密工業部品メーカーで、炭素繊維を使った成形技術の開発など高度な技術力で優位性を持っている。市場拡大途上にある電気自動車(EV)向けなどで今後需要取り込みが期待されている。また、金属3Dプリンターを活用した金型製造では業界の先駆者であり、会社側は今後更に研究を進めていく方針にある。10月9日に発表された20年5月期第1四半期(6-8月)決算は営業利益が前年同月比で大幅に減少したものの、トップラインは小幅ながら増収を確保しており、1株純資産640円からみた時価の割安さが強く意識されている。

■カルタHD <3688>  1,072円 (+62円、+6.1%)

 東証1部の上昇率6位。CARTA HOLDINGS <3688> が大幅3日続伸。16日大引け後、19年12月期(15ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の25億円→35億円に40.0%上方修正したことが買い材料視された。パートナーセールス事業で自動車メーカーや飲料メーカーなど利益率の高い広告出稿が伸びることが寄与。コンシューマー事業の広告宣伝費が想定を下回ることも上振れに貢献する。

■クレスコ <4674>  3,415円 (+185円、+5.7%)

 東証1部の上昇率9位。クレスコ <4674> が大幅高で3日続伸。17日付の日本経済新聞朝刊で、「2019年4-9月期の連結業績は、営業利益が前年同期比2割増の17億円程度になったようだ」と報じられており、会社側の従来予想である15億円を上回ったとの観測が好材料視されたようだ。記事によると、企業のIT投資積極化を背景に、幅広い業種からのソフト開発受注が伸びたほか、不採算案件の抑制も利益を押し上げたとしている。なお、決算発表は11月6日を予定している。

■ギフト <9279>  4,915円 (+240円、+5.1%)

 ギフト <9279> [東証M]が大幅3日続伸。16日大引け後、19年10月期の期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は18円)に増額修正したことが買い材料視された。好調な業績や財務状態などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。併せて、東証1部への市場変更申請準備を開始することを明らかにしたことも好感された。形式要件の充足を図るため、15万株の立会外分売を実施する。分売予定期間は10月25日から29日まで。

※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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