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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 コシダカHD、SHIFT、ローツェ (10日大引け後 発表分)

コシダカHD <日足> 「株探」多機能チャートより

 10日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 コシダカHD <2157>   ★今期経常は16%増で18期連続最高益、4円増配へ
 ◆19年8月期の連結経常利益は前の期比16.5%増の95.6億円で着地。続く20年8月期も前期比15.6%増の110億円に伸び、18期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期もカラオケ部門が収益を牽引する。駅前・繁華街へ30店舗の新規出店を計画するほか、既存店の増室・リニューアルを進める。大型化と総ルーム数の拡大で、店舗ネットワークの効率化と生産性向上を目指す。
  併せて、今期の年間配当は前期比4円増の16円に増配する方針とした。

 ドーン <2303> [JQ]  ★6-8月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
 ◆20年5月期第1四半期(6-8月)の経常損益(非連結)は5100万円の黒字(前年同期は500万円の赤字)に浮上して着地。地理情報システムのクラウドサービスの利用料収入が増加したことに加え、ライセンス販売で大型案件の受注を獲得したことが収益を押し上げた。

 SHIFT <3697>   ★今期経常は55%増で3期連続最高益更新へ
 ◆19年8月期の連結経常利益は前の期比24.7%増の15.4億円に伸びて着地。続く20年8月期も前期比55.4%増の24億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期はIT投資規模が大きい金融業と流通業を中心にソフトウエアテスト業務の受注が拡大した。今期もソフトウエアサービス市場が拡大するなか、テスト業務の受注を伸ばし、43.4%の大幅増収を見込む。

 ローツェ <6323>   ★上期経常が52%増益で着地
 ◆20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比51.8%増の42.1億円に拡大して着地。ウエハー搬送機などの半導体関連装置で利益率の高い製品の販売が好調だったことが寄与。ベトナム新工場棟の一部稼働開始で生産効率が改善したことも大幅増益に貢献した。
  通期計画の59.9億円に対する進捗率は70.4%に達しており、業績上振れが期待される。

 三谷産業 <8285>   ★上期経常を一転30%増益に上方修正
 ◆20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10億円→13.9億円に39.0%上方修正。従来の6.5%減益予想から一転して29.9%増益見通しとなった。情報システム関連でWindows7のサポート終了に伴うパソコン更新案件を想定以上に獲得したほか、住宅設備機器関連では納入物件の完工・引渡しが前倒しで進捗した。効率化による原価改善や販管費の削減なども上振れに貢献した。

 USENHD <9418>   ★今期経常は15%増で3期連続最高益、3円増配へ
 ◆19年8月期の連結経常利益は67億円で着地。続く20年8月期は前期比14.9%増の77億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は高収益事業に位置づけるエネルギー事業の黒字化を見込むほか、店舗サービス事業、通信事業、コンテンツ配信事業も伸長する。
  併せて、今期の年間配当は前期比3円増の8円に大幅増配する方針とした。

 松竹 <9601>   ★上期経常を45%上方修正
 ◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の21.8億円→31.7億円に45.4%上方修正。増益率が3.7%増→50.8%増に拡大する見通しとなった。映画興行事業で想定以上に興行収入が伸びた作品が多かったことなどが上振れの要因となった。

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