【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … イズミ、シリコンスタ、Ｊグループ　(10月8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＫＧ情報 <2408>
　19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は1億1900万円の赤字(前年同期は3000万円の黒字)に転落した。

▲No.3　タビオ <2668>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結最終損益は500万円の赤字(前年同期は2400万円の黒字)に転落した。

▲No.4　イズミ <8273>
　20年2月期の連結経常利益を従来予想の370億円→338億円(前期は350億円)に8.6％下方修正し、一転して3.7％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3907> シリコンスタ 　東Ｍ　　 -4.52 　 10/ 8　　　3Q　　　　黒転
<2408> ＫＧ情報 　　　ＪＱ　　 -2.30 　 10/ 8　　　3Q　　　　赤転
<2668> タビオ 　　　　東２　　 -1.54 　 10/ 8　　上期　　　 -9.84
<8273> イズミ 　　　　東１　　 -1.32 　 10/ 8　　上期　　　-15.86
<6496> 中北製 　　　　東２　　 -0.50 　 10/ 8　　　1Q　　　-50.92

<3063> Ｊグループ 　　東Ｍ　　 -0.28 　 10/ 8　　上期　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース