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【材料】椿本チエインは反落、国内有力証券が目標株価を引き下げ

椿本チ <日足> 「株探」多機能チャートより
 椿本チエイン<6371>は反落。SMBC日興証券が1日付で投資判断「2」を継続しつつ、目標株価を4200円から3500円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

 同証券では同社の事業環境は自動車向け、非自動車向けともに厳しく、20年3月期の連結営業利益は会社側計画を下回ると予想。21年3月期もチェーンや精機事業が連動する設備投資の改善は限定的で、自動車販売も横ばい圏の前提とし、連結営業利益は前期比4%増にとどまると予想。利益の本格的な改善は自動車部品事業の工場の立ち上げ費用が減少し、新規案件の納入開始により欧州工場などの稼働率が上昇してくるとみられる22年3月期以降と考えている。

 設備投資マインドの鈍化や自動車販売の低迷など外部環境の悪化、マテハン事業の追加コストの継続、為替前提の見直しから20年3月期の連結営業利益予想を204億円から170億円へ下方修正している。

出所:MINKABU PRESS

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