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【市況】2日の株式相場見通し=反落、米景気への懸念浮上で売り優勢に

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は、売り優勢の展開となりそうだ。1日発表された9月の米ISM製造業景況感指数が10年ぶりの低水準となったことで、米景気先行きに対する警戒感がにわかに強まっている。前日の米国株市場ではNYダウが340ドルあまり下落するなど波乱含みの展開となり、これを受けてリスク回避の売り圧力が表面化する公算が大きい。景気敏感株を中心に見送りムードが高まりそうだ。外国為替市場では1ドル=107円台後半の推移と円高方向に振れており、これも輸出セクター中心にネガティブに働く。

 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比343ドル79セント安の2万6573ドル04セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同90.653ポイント安の7908.685と下落した。

 日程面では、きょうは9月の消費動向調査が発表される。また、東証2部にレオクラン<7681>が新規上場する。海外では9月の米ADP全米雇用リポートが発表される。

出所:MINKABU PRESS

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