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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 大豊工業、ERIHD、ソーバル (9月30日発表分)

大豊工業 <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月27日から9月30日の決算発表を経て10月1日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2 大豊工業 <6470>
 20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比42.3%減の6.4億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の16億円に対する進捗率は40.3%にとどまり、5年平均の48.7%も下回った。

▲No.3 大光 <3160>
 20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は300万円の赤字(前年同期は6700万円の黒字)に転落した。

▲No.5 ERIHD <6083>
 20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比23.9%減の1億円に減り、6-11月期(上期)計画の2.2億円に対する進捗率は45.9%にとどまったものの、5年平均の29.6%を上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<2186> ソーバル    JQ   -3.24   9/30  上期    27.74
<6470> 大豊工業    東1   -1.17   9/30   1Q   -42.26
<3160> 大光      東1   -0.89   9/30   1Q    赤転
<9982> タキヒヨー   東1   -0.80   9/30  上期    黒転
<6083> ERIHD   東1   -0.37   9/30   1Q   -23.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10月1日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

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