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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):フロンテオ、メディネット、enish

enish <日足> 「株探」多機能チャートより
■FRONTEO <2158>  291円  +14 円 (+5.1%)  本日終値
 FRONTEO<2158>が反発。同社とエーザイ<4523>はきょう、入院患者の転倒・転落予測システム「Coroban」の販売を医療機関向けに開始したと発表。「Coroban」は、医療機関ごとの過去の入院患者の看護記録などを学習し、それをもとに毎日の看護記録から個々の入院患者の転倒・転落リスクをスコア化し、リスクの高い患者を表示。これを活用することで、医療関係者の業務の負担軽減やリスク評価の均質化・客観化などが期待できるという。

■メディネット <2370>  63円  +3 円 (+5.0%)  本日終値
 メディネット<2370>が急伸。25日の取引終了後、19年9月期の連結業績予想について、売上高を10億2600万円から10億5500万円(前期比10.2%増)へ、営業損益を16億3500万円の赤字から9億8400万円の赤字(前期27億1400万円の赤字)へ、最終損益を16億4100万円の赤字から7億9700万円の赤字(同31億2700万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。特定細胞加工物の売り上げが堅調だったことが要因。また、事業構造改革の実施による成果が見込みを上回ったことに加えて、再生医療等製品事業の研究開発投資が想定を下回ったことなども寄与した。更に、米アルゴス・セラピューティクスの清算計画の承認が得られたことで、アルゴス社から130万ドルの弁済を受けることになり、貸倒引当金の戻入処理を行い特別利益をして計上することも最終損益を押し上げるとしている。

■エスライン <9078>  913円  +36 円 (+4.1%)  本日終値
 25日、エスライン <9078> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.80%にあたる20万株(金額で1億7540万円)を上限に、9月26日朝の名証の自己株式立会外買付取引「N-NET3」で自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■enish <3667>  967円  +28 円 (+3.0%)  本日終値
 25日、東証が26日売買分からenish <3667> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料視された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■岡藤ホールディングス <8705>  159円  +4 円 (+2.6%)  本日終値
 岡藤ホールディングス<8705>が反発。25日の取引終了後、20年3月期第2四半期に投資有価証券売却益1億1900万円を特別利益として計上すると発表しており、これが好材料視された。子会社岡藤商事が保有する東京商品取引所の株式について、日本取引所グループ<8697>が実施したTOBに応募し、同TOBが成立したことから今回の計上に至ったという。なお、業績への影響は他の要因も含めて精査中としている。

■ネオス <3627>  810円  +16 円 (+2.0%)  本日終値
 ネオス<3627>がマドを開けて買われ、中期波動の分水嶺である75日移動平均線を上に抜けてきた。日足一目均衡表でも雲抜けが目前となっている。AI・IoT分野に軸足を置いたソリューションビジネスを手掛け、子会社で展開するIoTデバイスにも引き合い旺盛で収益に貢献している。19年3~5月期営業利益は前年同期比13%増の1億2400万円と好調。利益採算を重視した受注方針が奏功している。株価は8月以降700円台で底練りを続けていたが、ここにきて売り物が枯れ上値を買い進む動きが顕在化している。

■東洋テック <9686>  1,140円  +19 円 (+1.7%)  本日終値
 25日、東洋テック <9686> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.42%にあたる15万株(金額で1億6815万円)を上限に、9月26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■ドーン <2303>  1,254円  +7 円 (+0.6%)  本日終値
 ドーン<2303>が続伸。GIS(地理情報システム)構築ソフトをベースとしたソフトの受託開発を展開するほか、クラウドサービスにも積極的で19年5月期の営業大幅増益に続き、20年5月期も2ケタ成長が続く見通し。消防署向けクラウド型緊急通報システム「NET119」が収益に寄与、映像通報システム「Live119」、「Live110」などにも期待が大きい。同社が展開する位置情報サービスは、ドローンの普及局面でも収益機会を確保する公算がある。

■中央発條 <5992>  2,773円  +13 円 (+0.5%)  本日終値
 25日、中央発條 <5992> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.15%にあたる1万株(金額で3000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10月1日から20年3月31日まで。

■クラスターテクノロジー <4240>  580円  -41 円 (-6.6%)  本日終値
 25日、東証と日証金がクラスターテクノロジー <4240> [JQG]について26日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが売り材料視された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

●ストップ高銘柄
 HAPiNS <7577>  249円  +50 円 (+25.1%) ストップ高   本日終値
 アサヒ衛陶 <5341>  693円  +100 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 ニックス <4243>  1,082円  +150 円 (+16.1%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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