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【市況】17日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は33ドル高と反発

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比33.98ドル高の2万7110.80ドルと反発した。

 前日急伸した原油価格が下落したことを受けNYダウ、ナスダック指数ともに反発した。サウジアラビアの原油生産は2~3週間以内に石油施設への攻撃前の水準に回復する見通しと報じられた。これを受け、WTI原油価格は終値ベースで前日の62.90ドルから59.34ドルに急落。この原油安が嫌気され資源エネルギー株が下落したが、消費関連株や航空株、自動車株に買い戻しが入った。マクドナルドやウォルマートが高く、ボーイングやアメリカン航空グループ、ゼネラル・モーターズが値を上げた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株が高い。一方、エクソン・モービルやシェブロンなど石油株が安く、化学のダウが軟調。シスコシステムズやファイザーが値を下げた。

 ナスダック総合株価指数は、同32.473ポイント高の8186.016と反発。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億3680万株、ナスダック市場は18億5546万株となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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